Gitのセットアップ
必要環境でもあげたとおり、本連載ではCUIとGUIを同時に学ぶため、Git Extensionsを利用していきます。それでは、セットアップしていきましょう。
インストール
以下の手番に従って、ツール群をインストールしていきます。
[1]ツールの入手
以下のページからWindows向けのバイナリである、「GitExtensions244SetupComplete.msi」ダウンロードします。これらの中には、Git本体と差分表示ツールが含まれています。
ダウンロードが完了したらインストーラーを起動してください。インストールについては、インストールウィザードを通して設定していきます。いくつかチェックが必要な部分について抜粋して解説しますが、残りについては一本道であるため問題ないでしょう。
[2]同梱ツールの確認
Git Extensionsの実行に必要なソフトウェアの確認画面が表示されます(図3)。Msysgit(*3)はGitツール本体、KDiff3は名前のとおり差分表示ツールです。すでにインストール済みのソフトウェアがあれば、それらを利用して構いません。ここでは未インスールとして両チェックボックスにチェックを入れて[Next]ボタンをクリックします。
MsysGitは、Git for Windowsとしてhttp://msysgit.github.com/で配布されています。Git Extensionsに含まれるバージョンが古い場合もあるため、最新のGitを使いたいのであれば個別にインスールすることもできます。
[3]KDiff3のインストール
続いて、KDiff3ツールのインストール画面が表示されます(図4)。KDiff3ツールについては既定の設定通りウィザードを進めてください。
[4]Gitコンポーネントの選択
KDiffのインストールが完了すると、引き続きGitのインストーラーが起動し、Gitコンポーネントの選択画面が表示されます(図5)。[Git Bash Here]のチェックを入れてください。チェックを入れると、エクスプローラーのコンテキストメニューからGit Bashを起動することができます。Git Bashとは、Gitを操作するコマンドプロンプトライクなコンソールで、主にこのコンソールからCUI操作を行います。
[5]PATH環境変数の設定
Gitのコマンドラインをどこから使うか設定します(図6)。それぞれの意味は下表のとおりです。ここでは後からWindows標準のコマンドプロンプトから使うことも想定し、2番目の[Run Git from Windows Command Prompt]を選択します。GitコマンドはPATH環境変数に設定されます。
また、3番目の選択肢についてですが、Gitに付属するツール群の実行ファイルがWindows標準のコマンドのパス順序を上書きしてしまうので、副作用を理解できない場合は選択しないでください。例えばfind/sortといった同名のコマンドが上書きされてしまいます。
| 選択肢 | 意味 |
|---|---|
| Use Git Bash only |
Git BashからのみGitコマンドを利用する。 PATH環境変数も書き換えられないためシステムに影響を与えない。 |
| Run Git from the Windows Command Prompt |
コマンドプロンプトからもGitを利用する。 PATH環境変数が書き換えられる。 |
| Run Git and include Unix tools from the Windows Command Prompt |
コマンドプロンプトから、Gitおよび付属のUNIXツールも含めて利用する。 いくつかのWindows標準コマンドと同名の実行ファイルがインストールされるため、既存の動作に影響を与える。 |

