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複合ゲージを持つ.NETアプリケーションの作成

ComponentOne Studioを活用したWindowsフォームアプリケーションの作成

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2013/08/29 14:00
目次

コンポーネントのインストール

 トライアル版は、グレープシティのWebページから申し込みできます。

 トライアル申込フォームが表示されますので、必要情報を入力して申し込むとトライアル版のダウンロード手順を記載したE-Mailが送られてきます。その手順にそってダウンロードを行ってください。また、ダウンロードファイルは圧縮ファイルになっていますので、解凍してインストーラを起動します。

 制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください

コントロールと参照の追加

 「ComponentOne Studio 2013J」をインストールしたら、プロジェクトにコントロールを追加します。

 ツールボックスに専用のタブを作成し、使用するコンポーネントを追加します。追加するコンポーネントは、アセンブリ名が「C1.Win.C1Gauge.4」の「C1Gauges」コントロールです。

アセンブリ名が「C1.Win.C1Gauge.4」の「C1Gauges」コントロールを選択する
アセンブリ名が「C1.Win.C1Gauge.4」の「C1Gauges」コントロールを選択する

 これらのコントロールを追加すると、プロジェクトに以下のランタイムライブラリへの参照が追加されます。

ファイル 内容
C1.Win.C1Gauge.4 本体アセンブリ

 また、プロジェクトに以下のランタイムライブラリが追加されます。

ファイル 内容
C1.Win.C1Gauge.4.dll 本体アセンブリ

 なお、.NET Framework 4が必要です。

C1Gaugeコントロールのカスタマイズ

 C1Gaugeコントロールは、コンテナコントロール「C1Gauges」コントロールの中に「C1RadialGauge」「C1LinearGauge」コンポーネントが組み込まれて1つのコントロールの形になります。

 そして、「C1RadialGauge」「C1LinearGauge」コンポーネントは、FaceShapes、CoverShapes、Decoratorsなどのクラスで構成されています。これらのクラスのメンバプロパティを使うことで、ゲージの細部にわたりカスタマイズが可能になっています。

 今回作成するゲージは、テンプレートを使って作成したゲージをベースに、ラベルや目盛線、ポインタなどいくつかの部位をカスタマイズしたゲージを作成します。

 具体的に、どのようなクラスを使ってパーツを構成しているのかは、前回の記事『グラフィカルな円形・直線ゲージを持つ.NETアプリケーションの作成』を参照してください。

カスタマイズに使用する主なサブクラスとプロパティ
クラス、プロパティ 説明
Decorator ラベルや目盛記号など、各種デコレータのコレクション。
FaceShapes/CoverShapes ゲージの最背面(FaceShapes)および最前面(CoverShapes)に表示される形状の2つのコレクション。
Pointer ゲージのメインポインタ。メインポインタは非表示にできますが、削除できません。
MorePointers その他のポインタのコレクション。
Value メインポインタの現在値。
Minimum/Maximum スケール調整された値など、すべてのポインタ値の下限と上限を指定します。
Viewport ゲージの作業領域の範囲を指定します。

GUIの作成

 では、さっそくアプリケーションを作成していきます。

 今回は、テンプレートを利用して1つのC1Gaugeコントロール内に2つの円形ゲージ(C1RadialGauge)を組み込みます。そして、以下の項目をカスタマイズします。

部位 設定内容
動作範囲 最大値、最小値、現在地
マーカー 前面色、シャドー
ラベル 前面色、シャドー
ポインタ 前面色、シャドー
ビュー X、Y座標位置

 また、デモとしてゲージを動かすために、タイマーを使って2秒ごとにゲージを動かします。

フォームのレイアウト
フォームのレイアウト

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著者プロフィール

  • 瀬戸 遥(セト ハルカ)

    8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

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