Node-REDのフローの設定
それでは、いよいよNode-REDで、Wio Seeed APIをつなぎます。
Node-REDのノードの構成を初期設定されているノード群に以下の2つの流れを追加します。
Wioノードはこのように追加しておきます。
1秒ごとのinjectでセンサー取得するノード
まず、1秒ごとに発生するinjectノードをつくります。
タイトル | 設定内容 | 設定内容の補足 |
---|---|---|
Payload | Boolean true | |
Repeat | every 1 seconds | |
inject onece at start | チェック ON | |
Name | interval 1s | 任意の名前(内容が分かりやすく) |
つづいて、センサー取得のノードを設定します。
ノードをクリックして、設定画面ではまだConnection(接続設定)が確立していないので編集ボタンをクリックしてトークン設定します。
このようにまず、Server設定をする必要があります。iot.seeed.ccが必ずしも設定したAPIのURLと合っていないのでご注意ください。この項目はWioアプリ上で、APIのURLを確認します。
Device一覧の横のをクリックして、メニューを表示します。
出てくるメニューからSettingをクリックします。
今回はus.wio.seeed.ioなので、このConnect ServerのURLをメモしておきます。
Node-REDのWio設定に戻ります。
このように、Wioアプリで決めたSeeed Studioアカウントのメールアドレスとパスワード、およびServer設定を先ほどのConnect ServerのURLを入力してログインボタンを押します。
トークンが取得でき、無事Wio APIとの接続ができるようになります。
Node欄でWioアプリと同様の認識済みWio Node一覧が表示されるので、今回のWio Nodeデバイスの名前を設定します。
タイトル | 設定内容 | 設定内容の補足 |
---|---|---|
Node | 今回のWio Nodeデバイスの名前を指定 | |
Port | D1- Grove Ultrasonic Ranger | 候補に出るGrove Ultrasonic Rangerを選択 |
Method | Centimeters Range | cmを指定 |
Output | Parsed Value | パース済み構造データで受け取る |
設定が終わったら、前は先ほどの1秒ごと発生させるinject interval s1ノード、後ろは既存のDebug output payloadのデバックノードにつなげてこちらで設定は完了です。
各ノードを確認してNode-REDをデプロイします。
温度データを7セグメント4桁ディスプレイする表示するノード
つづいて、温度データを7セグメント4桁ディスプレイする表示するノードを作ります。digitノードをクリックします。
タイトル | 設定内容 | 設定内容の補足 |
---|---|---|
Node | 今回のWio Nodeデバイスの名前を指定 | |
Port | UART0 - Grove 4 Digit | 候補に出るGrove 4 Digitを選択 |
Display | Multiple Characters | 複数の文字列を受け取る |
Pos | 0 | 開始位置0の場合、一番左の桁から始まります |
Count | 4 | Posから数えた表示桁数 |
digitノードは設定はこのように設定します。
設定が終わったら、前は温度データのfunctionノード、後ろはデバックノードにつなげてこちらで設定は完了です。