解説
HTTPステータスコードは、Webサーバーから、Webブラウザなどのクライアントへの、レスポンス(返事)です。3桁の数字で構成されており、一番左の数字で分類されています。
ステータスコード | 意味 |
---|---|
1xx Informational | 情報 |
2xx Success | 成功 |
3xx Redirection | リダイレクション |
4xx Client Error | クライアントエラー |
5xx Server Error | サーバエラー |
クライアントは、このステータスコードによって、処理を変えます。たとえば、3xxのリダイレクションだと、今のページではなく、別のページを取得しに行きます。
以下、よく見るHTTPステータスコードを掲載しておきます。
ステータスコード | 意味 |
---|---|
200 | OK(問題なく成功) |
301 | Moved Permanently(永久に別の場所に移動しました) |
302 | Moved Temporarily(一時的に別の場所に移動しました) |
403 | Forbidden(立ち入り禁止) |
404 | Not Found(リクエストしたページが見つかりません) |
410 | Gone(リクエスト先は消滅したため見つかりません) |
500 | Internal Server Error(サーバー側のエラー) |
503 | Service Unavailable(サーバの一時的な過負荷状態) |
サンプル
HTTPステータスコードは、Webブラウザの開発者ツールで確認することができます。
以下、CodeZineのトップページを見た時の、HTTPステータスコードを見てみます。
Google Chromeでは、F12で開発者ツールを表示して、Networkタブを表示して、Webページをリロードします。Statusの列に、HTTPステータスコードが表示されます。
Internet Explorer(またはMicrosoft Edge)では、F12で開発者ツールを表示して、ネットワークタブを表示して、緑色の右向き三角を押して、Webページをリロードします。結果の列に、HTTPステータスコードが表示されます。
Mozilla Firefoxでは、F12で開発者ツールを表示して、ネットワークタブを表示して、Webページをリロードします。一番左の列に、HTTPステータスコードが表示されます。