edquotaコマンドは、ユーザやグループのディスクの使用制限を設定します。
edquotaコマンドを実行すると、エディタが起動し、それを使って設定を行います。このとき起動するエディタは、デフォルトではviエディタですが、環境変数「EDITOR」を使って任意のエディタを設定することもできます。
このコマンドを実行できるのは、スーパーユーザだけです。
- ① -g
- グループのディスクの使用制限を設定します。このオプションを省略した場合は、ユーザのディスクの使用制限を設定します。
- ① NAME...
- ディスクの使用制限を設定するユーザ名またはグループ名を指定します。複数指定する場合には、スペースで区切って指定します。
# edquota cmd
エディタ起動
Disk quotas for user cmd (uid 501):
Filesystem blocks soft hard inodes soft hard
/dev/hde5 2769 6000 8000 7 20 40
ハードリミットとは、ユーザまたはグループが使用できるディスク容量です。それに対してソフトリミットは、ハードリミットに近づいたことをユーザまたはグループに通知するためのディスク容量です
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本コンテンツは「UNIXコマンド辞典 ビギナー編」(2003年)を元にWeb用に再編集したものです
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