AWSサーバレスアーキテクチャでSPAを実装する(1)~SSLを経由してブラウザからLambda APIへアクセスするまでの下準備
サーバレスアーキテクチャによるアプリケーション開発実践入門 第2回
ダウンロード サンプルファイル (16.6 KB)
動作の確認
CloudFrontとAPI Gatewayの準備が完了したら、実際に動作を確認してみます。
ブラウザのアドレスバーに、静的コンテンツのドメインであるwww.example.comを入力してアクセスします。
Angularのアイコンの上に、API Gatewayが返すレスポンスのHello, Lambda!!の文字列が表示されます。

デベロッパーツールなどから、実際にAPI GatewayのカスタムドメインのAPIを呼び出し、レスポンスを受け取っていることを確認することができます。

まとめ
今回は、ACM、Route 53、S3、CloudFront、API Gatewayと、複数のAWSサービスを設定し、SSLを経由してブラウザ上のAngularからLambda APIにアクセスできるための下準備を行いました。
SSL証明書の発行やその適用は、これまで専門的な知識を必要とする場合が多く、なかなか難易度の高い操作でしたが、ACMの登場により、手軽にHTTPSでの通信を行えるようになりました。
また、静的コンテンツとAPIをサブドメインで分離することにより、CloudFrontとAPI Gatewayの責務を切り分けることができるため、サーバーのログを個々に分離できるだけでなく、Angularを用いたフロントエンド側の開発と、AWS Lambdaを利用したAPIサーバー側の開発を別個に行うことが可能になります。
これにより、障害発生時の切り分けが行いやすくなるほか、将来的にiPhoneやAndroidのアプリ開発を行う際にも、APIサーバー側のみ追加で対応を行っていけば良いため、シンプルで拡張性の高い設計を維持し続けることができます。
次回の連載では、Amazon Cognitoを用いながら、Webアプリケーションの肝ともいえる、認証機能を実装していきたいと思います。
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瀬筒 貴仁(セヅツ タカヒト)
株式会社インキュビット R&D 統括マネージャー / みらい合同会社 代表社員 バージョン 1.0 から Ruby on Rails エンジニアとして活動する他、HTML/CSS/JavaScriptエンジニア、Webアプリケーション開発のUI/UX担当なども手がけています。現在はWEBと...
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三宅 暁(ミヤケ アキラ)
株式会社ウェルビー 開発部 フロントエンドを中心に、クラウドを用いた Web サービスのアーキテクチャ設計から継続的な開発の仕組み作りや実装まで行うプログラマ。 「目的を達成するためにより良い方法を」を念頭に、新しい考え方や技術を積極的に取り入れていくタイプです。
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