GCPの認定資格
GCPには以下の3つの資格があり、いずれも難易度が高いと言われています。
Associate Cloud Engineerは、GCPの基礎を網羅的に問われる資格で、Cloud Architectは、GCP全般のインフラ関連の知識と経験が求められる資格、Data Engineerはビッグデータ周りや機械学習に特化したノウハウが求められる資格です。
もちろん、GCPの専門家集団であるクラウドエースでも、取得者数は増え続けています。クラウドエースでは、3つの資格をすべて持っているトリプルホルダーが、すでに20名を超えています。
認定資格を取得するには、まず上記に紹介した認定資格のサイトを訪問するのがよいでしょう。サイトには、試験の準備方法として、試験ガイド、準備に必要なトレーニングや、読むべきドキュメント、おすすめのQwiklabs(クイックラボ:実践演習が可能なオンライン学習環境)、無料模擬試験などが紹介されています。しかし、単なる試験対策をすればいいというわけではなく、GCPそのものを十分理解することが重要です。
Googleオフィシャルトレーニング
GCPの認定資格取得を目指す方や、これからGCPに携わる方のために、GCPオフィシャルトレーニングがあります。これは、GCPの技術を最大限に活用するためのトレーニングで、Googleの講師認定試験をパスした講師が所属し、かつGoogleから認定されたパートナーだけが開講することができます。
オンラインでは「Coursera」「Qwiklabs」でトレーニングが提供されていますが、ここではクラウドエースが提供するGCPオフィシャルトレーニングについて紹介します。
GCPオフィシャルトレーニングは、Googleが作成したカリキュラムを、Googleが作成した資料で、Googleが提供するラボを使って受講することができます。コースは大きく、「インフラストラクチャ」のトラック、「アプリケーション開発」のトラック、「ビッグデータと機械学習」のトラックに分かれています。それぞれ、基本を学ぶFundamentalコース(1日)と、さらに深く学ぶコース(2〜4日)が用意されています。
現在、日本でGCPオフィシャルトレーニングを提供しているパートナーは3社のみ(2018年9月現在。オンデマンドを除く)ですので、とても貴重なトレーニングです。クラウドエースは、その1社として、GCPトレーニング事業を展開しています。
クラウドエースのトレーニングの特徴は、まず講師が、現在の開発案件に携わっていることです。つまり、テキストだけでは伝えきれない生の情報を、開発者の目線で、自身の経験を交えながら実践的に伝えることができます。現在進行形の案件に携わっているので、当然最新情報のキャッチアップも早く、最先端のトレーニングを受講することができます。
次に、その講師の人数が日本で一番多いことも特徴です。現在、クラウドエースには7名の講師が所属しています(2018年9月現在)。お互いの講義をレビューしあい、時には厳しい意見も飛び交うなど、切磋琢磨しています。こうして、日々レベルアップを図っていますので、質の高いトレーニングを受講することができます。
また、講師が大勢いるので、開講数が多く、それぞれの得意分野を活かしたコースの開催が可能です。今注目の、Google Kubernetes EngineやData Engineeringのコースも、日本で初めてクラウドエースが開催しました。このようにさまざまなコースを、専門的な知識を有した講師が担当できる点も、大きな特徴です。
その他、クラウドエースは「未来志向型エンジニアパーク」をテーマに増設された、新オフィスの新しいセミナールームで開講しています。さらに、受講生のみなさまには、美味しいお弁当を用意するなど、快適な受講環境の提供に努めています。
Googleオフィシャルトレーニングと認定資格の価値
ここまで、GCPの魅力と、GCPトレーニングや認定資格のお話をしてきました。これから益々成長を続けるGCPをいま学んでおくことが、どれほど有益なことか感じでいただけたでしょうか。
クラウドファーストと呼ばれる時代にあって、パブリッククラウドに関する知識や経験を身につけておくことは、もはや当たり前になりました。そんな中、成長著しいGCPを学んでおくことが、企業にとっても個人にとっても、アドバンテージになるということを、ご理解いただけたかと思います。そして、学ぶ場所はすでに用意されていますので、活用しない手はないでしょう。オフィシャルなトレーニングなので、正しい知識を身につけることができます。
また、認定資格の取得にも是非チャレンジしていただきたいです。資格を取得することで、「業界で認められる」「技術的な知識があることが証明できる」「キャリアアップを図ることができる」などのメリットがあります。また、企業であれば、社内で取得者を増やすメリットとして、「自社の技術力を客観的に証明できる」「高度な技術を内製化しコストの最適化ができる」「社内にノウハウ・ナレッジを蓄積できる」などが挙げられるでしょう。
これらの価値に気がついた人から、もう始めています。みなさまも是非、GCPの世界にいらしてください。
GCPを学ぶには? トレーニングのご紹介
GCPを効率よく学ぶにはトレーニングが有効です。ぜひ以下をチェックして、スキルアップにお役立てください!