SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

次世代のITインフラを目指す、企業向けXMLアプリケーションフレームワーク発売

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

xfy Enterprise Edition 1.5のビジネス展開

 最後に、xfy EE 1.5の市場での位置づけ・事業内容に関して、執行役員 xfyエンタープライズ事業本部長の田上一己氏が説明した。

xfyエンタープライズ事業本部長 田上一己氏
xfyエンタープライズ事業本部長 田上一己氏

 xfy EE 1.5を導入することにより、意思伝達のスピードが加速し、経営と現場との溝を埋めることが期待される。また、社内導入のスピード自体も桁違いに速いという。

 IT部門の導入の遅さが、その会社の戦略を変えてしまうことはよくある。例えば、インターネットでモノを販売していて、5万点の商材を扱っているとする。実は、10万点まで商材を拡張することは可能だが、ITインフラが追いついていかず扱えないといった場合だ。xfy EE 1.5はそういった問題を解決する。

 このように、xfy EE 1.5は企業の効率・経営のスピードを上げていくことを可能にし、「スピードはまさにここに来て競争力であるといえる」と主張した。

 日々変化するビジネス環境の中で、さまざまなデータがある。ある売上データは商用DBにあるかもしれないし、ある顧客情報はEメールの中にあるかもしれない。また、Office文書のなかに販売計画の大切な情報が入っているかもしれない。そういった情報を統合して一つにしていくことに、xfy EE 1.5の真骨頂がある。これにより、部門ごとに断裂してしまった情報を統合する効果も期待できる。

 また、XMLの技術を使っているソフトウェアは現在たくさんあり、時代はすでにXMLの時代に突入したと考えている、とも述べた。

 パートナー企業との協業に関しては、各社の得意分野でxfy EE 1.5の戦略を一緒に考えていく方針を述べ、実際に様々な産業・業種における協業が順調に進んでいるという。ビジネスパートナーのタイプとしては、ハードベンダー、SIer、Distributer、コンサルファームと、幅広く協業を進めている。ワールドワイドでは、現在約40社と契約を完了しているとのこと。

 最後に、xfy EE 1.5の価格を紹介した。

製品
名前価格
xfy Enterprise Edition 1.5(Webサービス用のアダプタ含む)\7,500,000(1サーバ/50クライアント)
xfy Adapter 1.5 for DB2 9\1,000,000
xfy Adapter 1.5 for Oracle Database 10g\1,000,000
製品
名前価格
サポートデスク・サービス製品正価の20%
プログラミングインシデント・サービス\200,000(5インシデント)
\360,000(10インシデント)
プロフェッショナルサポート・サービス\500,000(1人月)
製品
名前価格
テクニカル&システム開発コース\150,000(2日間)
プログラミングコース\150,000(2日間)

 今回紹介されたxfy EE 1.5の魅力を踏まえると、エンタープライズ分野において少なからず影響を与えることは間違いない。今後目の話せないフレームワークの一つと言えよう。

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/1122 2007/03/15 07:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング