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エクスペリエンスが刷新されたプロジェクト管理ツール「Jira」の最新動向(AD)

すべてのインシデントに関する情報を集約して、チームでインシデントを管理する「Opsgenie」

エクスペリエンスが刷新されたプロジェクト管理ツール「Jira」の最新動向 第4回

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Opsgenieをチームに適用することのメリット

 一般的なアラート通知のよくあるパターンとして、例えばSlackの特定チャンネルにメンションをつけて一斉通知するケースです。もちろんチームの外のステークホルダーにも何かが起きてることを知らせるために、見えるところにアラートを飛ばすことは重要です。ただし、担当でない人にとっては業務の妨げになることがあります。

 そこで、インシデント対応のシフトを組んでいる現場では、シフトに合わせてOpsgenieでエスカレーションルールを定義してあげることで、主担当者が拾って対応し、他の人が他の業務に集中できる環境を作ることができます(もちろんサポート体制は相互に実施する前提ですが)。

 また、担当者ごとにアラート通知を受け取りやすい方法を、担当者自身で選択することができます。

 このようにOpsgenieでは、スケジューリング設定と合わせて、ビジネスタイムはSlackへの通知で認知を促し、N分以上Ackされなかったら、モバイルアプリに通知する、など柔軟な設定が可能です。

 アラートを受け取るエンジニアとして、インシデント対応はストレスがかかるものなので、これらの機能を使って、うまく負荷を軽減してあげたいですね。

最後に

 今回の記事では、Opsgenieの特徴と機能の紹介、セットアップ方法の勘所について紹介させていただきました。このプロダクトはまだ日本語化されたドキュメントもないので、手を出しにくいかもしれませんが、ユーザーが迷わないためのUIが洗練されているので、直感的に操作することで習得できます。またチャット・サポートの質がとても良いので、分からないことがあれば直接問い合わせして、すぐに回答を得ることができます。

 Atlassianツールを利用しているユーザーが集まり、ノウハウや事例を共有する目的で、定期的にユーザーグループを開催しています。Opsgeineを紹介するセッションも予定されているので、ユーザーグループの開催をチェックいただけると嬉しいです。

 また、Opsgenieは機能無制限で14日間のトライアルをすることができるので、まずは試してみてください。

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この記事の著者

梶原 成親(Yappli,Inc.)(カジハラ ナリチカ)

ヤプリ株式会社 CTO室 室長 / VP of Information.楽天株式会社にて、開発環境および生産性を向上させるプロダクトのプロダクトオーナーを経験。スクラムでの開発および運用体制を確立する。2014年、株式会社リクルートライフスタイルに入社。HOT PEPPER Beautyの開発責任者として参画。SIer主導のレガシーな開発チームから自立させ、持続的に成長できるチームへ変革させる。 2016年、株式会社エウレ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/11650 2019/08/21 16:29

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