データプラットフォーム「IRIS」からMQTTプロトコルを利用してみる
InterSystems IRISでシンプルに開発するIoTアプリケーション 第3回
プロダクションの作成
プロダクションとは、IRISのインターオペラビリティ機能の実行環境です。プロダクションにはインターオペラビリティ機能を実現するためのコンポーネントが含まれ、プロダクションを起動することによって、各コンポーネントに対しOSの常駐プロセスが割り当てられます。
プロダクションに含まれるコンポーネントには以下のような種類があります。
- ビジネス・サービス:外部システムからデータを受け取るなどのイベントを検知し、一連のインターオペラビリティ機能を開始させるコンポーネントです。例えば、MQTT Brokerからデータが送られてくる場合、ビジネス・サービスがそのデータを受信し、他のコンポーネントへのメッセージを生成します。また、RDBMSに一定間隔でSELECT文を発行したり、特定のディレクトリにファイルが置かれることをポーリングしたりする機能も持ちます。
- ビジネス・プロセス:ビジネス・サービスなどプロダクション内の他のコンポーネントからメッセージを受け取り、定義されたビジネスロジックを実行するコンポーネントです。ビジネスロジックの定義には、BPL(Business Process Language)を用います。IRISには、BPLをグラフィカルに編集する機能があります。
- ビジネス・オペレーション:プロダクション内の他のコンポーネントからメッセージを受け取り、1つの機能を実行します。例えば、IRIS内部のデータベースにアクセスしたり、外部システムにデータを送信したりするなどの機能を実行します。
では、今回のアプリケーションを実現するためのプロダクションを作成してみましょう。管理ポータル上部の[ホーム]をクリックしホーム画面に戻り、[Interoperability]→[構成]→[プロダクション]をクリックしてください(次図)。
そうするとプロダクション構成画面が表示されるので、次の図のように[新規]ボタンをクリックします。
ダイアログが表示されたら、パッケージ:「DriveDemo」、プロダクション名:「Production」を入力し[OK]を押します(次図)。
これで、プロダクションが新しく作成されました。なお、プロダクションはIRISでクラスとして定義され、先ほど入力したDriveDemo.Productionがクラス名になります。
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堀田 稔(インターシステムズジャパン)(ホリタ ミノル)
SEマネージャー。1992年大阪大学基礎工学部情報工学科卒。同年日本ディジタルイクイップメント(株)入社。電気通信など様々な業界向けプロジェクトにシステムエンジニアとして携わる。1996年InterSystems Data Platform製品の日本語版開発プロジェクトに従事し、同製品の販売・サポー...
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