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エンジニアが集い、活躍し、成長できる場をみんなで作り上げていく街「福岡」はどう形作られていくのか?

「エンジニアフレンドリーシティ福岡フェスティバル」レポート

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2020/03/30 11:00

 スタートアップ都市として近年注目が高まっている福岡市では、2018年8月から「エンジニアフレンドリーシティ福岡」の試みが始まりました。その先進的な取り組みや今後について紹介されたイベント「エンジニアフレンドリーシティ福岡フェスティバル」の様子をお伝えします。

目次

はじめに

 全国の地方都市の中でも、スタートアップ都市として近年注目が高まっている福岡市。2018年8月には「エンジニアが集まる、活躍する、成長する街 福岡」を目指して、「エンジニアフレンドリーシティ福岡」の試みが始まり、コミュニティの見える化や、企業とエンジニア間の連携を深める取り組みが次々と行われました。2019年8月には、国の重要文化財である福岡市赤煉瓦文化館内に「エンジニアカフェ」がオープン。オープンから6か月で140回もの勉強会やイベントが行われ、活況を呈しています。

 そんなエンジニアカフェで1月31日から2日間にわたって開催されたのが、エンジニアフレンドリーシティ福岡フェスティバル。福岡のIT企業やエンジニアコミュニティがこれまでに行ってきた先進的な取り組みや、これからのビジョンが発表されました。

 また、国内外で活躍するエンジニアの講演では最新の技術トピックが披露され、エンジニアにとって働きやすい環境とは何かを、交流を通して学ぶ機会となりました。本記事では、2日間に及んだイベントの中でも際立っていたトピックを中心に、お伝えします。

福岡市赤煉瓦文化会館内にあるエンジニアカフェ。コワーキングスペースや3Dプリンターなどを使えるMAKER'sスペースなどがあり、エンジニアの交流拠点となっている。
福岡市赤煉瓦文化会館内にあるエンジニアカフェ。コワーキングスペースや3Dプリンターなどを使えるMAKER'sスペースなどがあり、エンジニアの交流拠点となっている。

企業・個人といった枠組みを超えた「出会い・つながり」

 イベント1日目、まずは開会式で、福岡市長である高島宗一郎氏から挨拶がありました。

 「エンジニアフレンドリーシティを始めて以来、企業、個人といった枠組みを超えて、さまざまな活動が行われていることを嬉しく思います。この2日間が新しい縁とネットワークを構築できる場所となればと願っています」(高島氏)

 また、「エンジニアフレンドリーシティ福岡アワード」の授賞式が行われ、福岡がエンジニアにとって活躍できる街になるような取り組みを行ったコミュニティ、企業など計6団体が表彰されました。

 その後の講演には、米Google、サイボウズ、KLab、EBILABといったユニークな取り組みを行う企業のエンジニアや経営者が登壇。携わっているプロジェクトの説明や、企業としてエンジニアが働きやすい環境をどのように作っているか、福岡という街がIT企業からどう見えているのかなどをそれぞれの視点から語りました。

 なかでも注目を集めたのが米Googleで働くエンジニア・岩尾エマはるか氏の講演です。2019年に円周率を小数点以下31兆桁あまりまで計算し、世界記録を樹立した岩尾氏。「偉業を成し遂げたエリートエンジニア」という印象ですが、これまでの道のりは決して平坦ではなかったといいます。そんな彼女が世界記録を達成できた理由を、語ってくれました。


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著者プロフィール

  • 立野 由利子(タテノ ユリコ)

    東京でオウンドメディアやカルチャー誌の編集,ライターを経験後,2020年より福岡に拠点を移す。現在フリーで活動中。人物インタビューや店舗,イベント取材をメインに幅広いジャンルの執筆,編集などを行っています。

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