grasysは、オランダ・Elasticsearchの「ニューノーマル時代におけるテレワーク制度」について、日本カントリーマネージャーの川崎友和氏に具体的な取組みを取材し、その内容を紹介している。
grasysでは、新型コロナウイルス感染症への対策を早期から実施するとともに、在宅勤務環境を整えるために在宅手当や通信費の支給など、対応を柔軟に進めてきた。
川崎氏によれば、Elasticsearchでは以前より従業員の約90%がフルタイムのリモート人材であったため、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大した時点では、すでにオンラインで仕事をする体制が整っており、フルリモート体制への移行はメール一本で実現したという。
同社は、「Work From Home」ポリシーに基づき、全従業員に対してディスプレイや人間工学に基づいた椅子のセットアップなど、自宅の仕事環境を整えるための費用を1000ドル(日本円で約10万円)支給する。
また、従業員が不安定な社会で働くプレッシャーに耐えながら、身体的・精神的な健康を保てるよう、全従業員が同時に有給で取得する「Shut It Down Days」を業務として設けている。さらに、追加で任意に4週間の“COVID休暇”を、有給で付与したという。
grasysは、Elasticsearchやパートナー企業の取り組みを参考にしつつ、クライアントに対して最適なソリューションを提供すべく、ニューノーマルにおける新たな働き方を刷新し、生産性や革新力の向上の実現を目指していく。
そのほか、9月11日にオンライン開催される、翔泳社主催のイベント「クラウドエンジニア キャリアトークス ~Google Cloud パートナーと考えるこれからのエンジニアのキャリア~ Powered by Developers Summit」にスポンサーとして参加するとともに、「grasysが描くクラウドビジネスの将来像は?」と題した講演を行う。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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