米Microsoftは、「Azure SDK for Python(Conda)」のプレビュー版を、5月14日(現地時間)にリリースした。AnacondaのMicrosoftチャネルから入手できる。
Condaは、科学計算に用いられるプラットフォームで、データサイエンティストに広く用いられている。PyPIとは異なり、自己完結型パッケージを最適化するとともに、依存関係の強制を保証し、組み込みにおける実行環境の分離を実現するパッケージングシステムを提供する。
Azure SDK for Python(Conda)は、Pythonアプリケーションのコードから、Azureリソースのプロビジョニング、管理、使用を簡素化するオープンソースライブラリとなっている。クライアントライブラリは、目的別に分類されており、たとえばストレージを使用する場合は、Azure Storageクライアントライブラリをインストールすればよい。
用意されているクライアントライブラリは以下の通り。
- Azure App Configuration client library
- Azure Cosmos client library
- Azure Digital Twins Core client library
- Azure Event Grid client library
- Azure Event Hubs client library
- Azure Form Recognizer client library
- Azure Key Vault client library
- Azure Cognitive Search client library
- Azure Service Bus client library
- Azure Storage client library
- Azure Text Analytics client library
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です