米Googleは、Linux Foundationが運営する「Secure Open Source(SOS) pilot program」へのスポンサーシップを、10月1日(現地時間)に発表した。
同プログラムは、オープンソースプロジェクトのセキュリティ強化に対して、開発者に金銭的な報酬を与えるもので、Googleは100万米ドルの出資からスタートし、コミュニティからのフィードバックに基づいてプログラムの範囲拡大を予定している。
同プログラムでは、CI/CDパイプラインと配布インフラストラクチャの強化を含む、ソフトウェアサプライチェーンのセキュリティ改善や、ソフトウェアアーティファクトの署名と検証の採用、より高度なOpenSSFスコアにつながるプロジェクトの改善、OpenSSF Allstarの使用と発見された問題の修正、CIIベストプラクティスバッジの獲得などを対象にしており、10月1日以降に完了した作業のみが特典の対象に含まれる。
Googleでは、他の大規模な組織とともに、同プログラムをOpenSSFの下で持続可能な長期的イニシアチブへと発展させる、将来への取り組みの出発点と想定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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