米GitHubは、ソフトウェアワークフローの自動化を容易にする「GitHub Actions」に、失敗したジョブまたは単一のジョブのみを再実行する機能を追加したことを、3月16日(現地時間)に発表した。あわせて、以前の実行結果を表示できるよう、ナビゲーションが改善されている。
ワークフローの実行において、失敗したジョブがある場合は既存の「すべてのジョブを再実行」に加えて、「失敗したジョブを再実行」を選べる、ドロップダウンメニューが新たに用意された。サイドバーにリストアップされている各ジョブにカーソルを合わせると、再実行アイコンが表示されるほか、ログビューからのジョブの再実行も可能になっている。
部分的に再実行を開始すると、ダウンストリームの依存関係であるすべてのジョブを含む、再実行されるすべてのジョブを一覧表示する確認ダイアログが表示され、ワークフローの実行を複数回試行した場合は、ナビゲーションドロップダウンが表示されて各試行間を簡単に移動できる。
実行結果は、以前に実行されたジョブと一緒に表示されるので、全体像がわかりやすく、関連するジョブのログも一緒に確認することが可能になり、再実行されたジョブに費やされた使用時間のみが計算される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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