Python拡張機能2022年4月版には、Python拡張機能で提供するツールのサポートを個別の拡張機能に分割することで、パフォーマンスと安定性を向上させ、拡張機能と一緒に出荷できるようにする取り組みの第1弾として、Language Server Protocolを使用してリンティングサポートを提供する、Pylintが付属している。
さらに、Visual Studio Codeの他の拡張機能との一貫性を高めるべく、選択したインタープリターのバージョン表示をステータスバーの右側、言語ステータス項目横に移動するとともに、ステータスバーが乱雑にならないよう、Pythonまたはsettings.jsonファイルが現在開いている場合にのみ表示されるようになった。
また、コマンドパレットで「File:CreateNew…」コマンドを実行するか、Visual Studio Codeのウェルカムページから「New File…」をクリックすることによって、空のPythonまたはJupyterノートブックファイルを作成できるようになっている。
そのほか、2022年2月版で行われたAnaconda環境におけるエクスペリエンスの改善によって、リグレッションが発生していた問題の改善など、さまざなま機能追加・改善が行われた。