Amazon Aurora Serverless v2によって、データベースの毎秒数十万トランザクションへの拡張が可能になり、もっとも要求の厳しいワークロードをコスト効率よく管理できるようになるとともに、接続やトランザクションを中断することなく、ワークロードのニーズに合わせてデータベース容量をきめ細かくスケーリングすることが可能になっている。また、料金は消費した容量にのみ発生するため、ピーク負荷のプロビジョニングと比較して最大90%節約できる。
既存のAmazon Auroraクラスタがある場合は、同一クラスタ内にAmazon Aurora Serverless v2インスタンスの作成が可能で、プロビジョニングされたインスタンスとAmazon Aurora Serverless v2インスタンスが同じクラスタ内に共存する、混合構成クラスタも作成できるようになった。
Amazon Aurora Serverless v2は、米国東部(オハイオ、バージニア北部)、米国西部(北カリフォルニア、オレゴン)、アジアパシフィック(香港、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ(中部)、ヨーロッパ(フランクフルト、アイルランド、ロンドン、パリ、ストックホルム)、南米(サンパウロ)のAWSリージョンにて利用可能となっている。