SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

DeveloperZine(デベロッパージン)- エンジニアの意思決定を支える技術情報メディア ProductZine

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Power Automate Desktopチュートリアル

無償デスクトップ自動化ツール「Power Automate Desktop」とAIを組み合わせ、Webページからのキーワード抽出を自動化する

Power Automate Desktopチュートリアル 第18回

抽出したキーフレーズを1つのテキストにする

[13]キー語句を1つのテキストにする

 [テキスト]アクショングループから[テキストの結合]アクションを配置します。

図:テキストの結合アクションの配置
図:テキストの結合アクションの配置
図:テキストの結合アクションの設定
図:テキストの結合アクションの設定

 以下の入力/選択をして保存します。

  • 結合するリストを指定:%JSONResult.documents[0].keyPhrases%
  • リスト項目を区切る区切り記号:標準
  • 標準の区切り記号:新しい行

 キー語句抽出サービスのAPIの応答のJSONは以下のようになっています。

キー語句抽出サービスのAPIの応答
{
  "documents": [
    {
      "id": "text_1",
      "keyPhrases": [
        "(語句1)",
        "(語句2)",
        "(語句3)",
		... ...
      ]
    }
  ],
  "errors": []
}

 抽出したキー語句一覧部分は、keyPhrases配列ですのでこの値を、1つのテキストにまとめてセットするために、[結合するリストを指定]の式は上記のようになります。

[14]キー語句のテキストを保存する

 [ファイル]アクショングループから[テキストをファイルに書き込む]アクションを配置します。

図:テキスト(キー語句)をファイルに書き込むアクションの設定
図:テキスト(キー語句)をファイルに書き込むアクションの設定

 以下の入力・選択をして保存します。Webから取得した内容やJSONの保存と同様です。

  • ファイルパス:%filePath%%FormattedDateTime%_result.txt
  • 書き込むテキスト:%JoinedText%
  • エンコード:UTF-8

[15]キー語句のテキストを開く

 [システム]アクショングループから[アプリケーションの実行]アクションを配置します。

図:アプリケーションの実行アクションの配置
図:アプリケーションの実行アクションの配置
図:アプリケーションの実行アクションの設定
図:アプリケーションの実行アクションの設定

 以下の入力をして保存します。

  • アプリケーションパス:%filePath%%FormattedDateTime%_result.txt

[16]フローを実行する

 フローを保存して実行します。ダイアログで(Wikipediaにページがありそうな)検索ワードを入力してください。

図:入力(日本語)
図:入力(日本語)
図:実行結果(日本語)
図:実行結果(日本語)

 もう一度実行するときに今度は英語を指定します。英語のキー語句も抽出されています。

図:入力(英語)
図:入力(英語)
図:実行結果(英語)
図:実行結果(英語)

まとめ

 Power Automate for Desktopから人工知能(Azure Cognitive)でテキスト解析を行うサンプルを紹介しました。現時点では、直接利用可能なアクションとしては少ないですが、Azureのテキスト解析サービスのAPIは他にもあるので、利用できるアクションは増えていくと思われます。テキスト解析でより高度な領域の業務のフロー自動化の実現が期待できます。

この記事は参考になりましたか?

連載通知を行うには会員登録(無料)が必要です。
既に会員の方はを行ってください。
Power Automate Desktopチュートリアル連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

WINGSプロジェクト 飯島 聡(WINGSプロジェクト イイジマ サトシ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/17170 2023/02/09 11:00

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー