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約8割の女性が管理職になって「よかった」と回答、キャリアデザインセンターが「管理職」についてアンケートを実施

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 キャリアデザインセンターが運営する女性の転職に特化した転職サイト「女の転職type」は、男女373名(女性179名、男性194名)を対象に実施した「管理職」についてアンケートの結果を4月6日に発表した。

 本調査は、2月1日〜2月16日の期間にWebアンケートで実施され、男女373名(女性179名、男性194名)から有効回答を得ている。

 管理職(部下を持った)経験がある女性に、管理職になってよかったかどうか聞いたところ「まあまあよかった」が最も多く53.9%だった。「非常によかった」(21.9%)も含めると75.8%の人がよかったと回答していた。

 管理職になってよかったと思う点(複数回答あり)については、1位「自身の成長に繋がる」67.4%、2位「部下の成長など新たなやりがいが増える」57.3%、3位「自分の裁量で決められることが増える」50.0%となった。「よかったと思うことはない」は7.3%で、多くの人がよかったと思える点があることがわかった。

 一方、つらいと思う点については、1位「責任が重い」62.4%、2位「経営層と部下の板挟みになる」48.9%、3位「責任は増えても給与が上がらない」47.8%となった。「つらいと思うことはない」は1.7%で、大多数の人がつらさも味わっていることがわかった。

 管理職(上司)としての自分自身に点数をつけてもらったところ、「50~69点」と「70~89点」が同率で42.9%だったが、49点以下の割合を含めると、不合格とした人がやや多い結果となった。なお、平均は63.1点だった。

 男性にも同様の質問をしたところ、以下のような結果となった。

 女性より自身を合格とした割合が14.1%と高く、平均点も5.2点高い結果となった。

 そこで、70点以上(合格)の点数をつけた男女に、それぞれ理由を尋ねてみました。

 女性の1位は「チームの雰囲気がいい」69.5%だったが、男性は「チームで成果が上げられている」62.9%が1位だった。「チームの雰囲気がいい」を選んだ人の割合は、女性の方が男性より13.5%高い結果となった。なお、TOP3の項目は順位が前後するものの男女とも同じだった。

 一方、69点以下(不合格)の点数をつけた理由についても、男女それぞれに理由を聞いたところ、1位はいずれも「部下を引き上げられていない」、2位と3位で入れ替わるものの、「働く環境(残業・休暇)を改善できていない」「チームで成果が上げられていない」となった。「チームで成果が上げられていない」と「経営層とうまくやれない」は、男性の方が女性より10%以上高いということもわかった。

 一般社員に戻れるなら戻りたいと思うかどうかを聞いたところ、「わからない」が最も多く39.9%、次いで「いいえ」31.8%、「はい」28.3%となった。

 一般社員に戻らないと答えた人に戻らない理由を聞いたところ、1位「自分自身の成長のため」61.8%、2位「人材育成にやりがいを感じるから」60.0%、3位「組織(チーム)作りにやりがいを感じるから」49.1%となった。

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