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Flutterで始めるモバイルアプリ開発

Flutterでアプリをビルドしよう。AndroidとiOSそれぞれの流れを解説

Flutterで始めるモバイルアプリ開発 第30回

ビルド上の注意

 実際にビルドを行うと、ネイティブ側のエラーが表示される場合があります。例えば、私が遭遇したエラーは、cocoapodsに関してのビルドエラーでした。

 これまでFlutter側からのデバッグなどでは生じていなかったエラーが突然生じました。これらの原因を調べましたが、結果的に原因がわかりませんでした。しかし、環境を最初から作りなおしたところ、何事もなくビルドが成功しました。

 多くの場合、なんらかの環境不具合の可能性が多いと思いますが、それらの原因を探すのは非常に大変です。そのため、環境を変えて同じ手順でビルド処理をしてみることをおすすめします。

まとめ

 この連載の第1回が2020年9月から始まり、約4年間にわたって連載を続けてきました。これまで、いろいろと足りない部分もあったかもしれませんが、お読みいただいた方に感謝いたします。

 連載の当初に「Flutter vs React Native」という話題がよくありましたが、現在でもその状況は変わっていません。つまり、スマホアプリの領域では、優劣の差が実質的には見られなかったということだと思います。今後も並行して使われていくことでしょう。

 また、Flutterは2024ロードマップを公開しました。筆者がこの中でもっとも興味があるのは、デスクトップアプリへの改善部分です。FlutterやReact Nativeでもデスクトップアプリは作れますが、Windowsアプリに限定すれば、やはりどちらもまだ主流とは言えず、C#のようなVisual Studioを使っての開発が一般的です。

 これまで、Java FXやAdobe AIRなどさまざまなハイブリッドソリューション(OSを問わず単一コードで複数のOS対応)が生まれてきましたが、いずれも普及せずにいます。一方で、electronWebViewを使ったデスクトップアプリは普及しつつありますが、これらはWebシステムの延長線上にあります。

 electronなどで足りないニーズを満たしつつ、Flutterが本格的なアプリまで対応可能なフレームワークとして普及してくれることを願っています。

参考資料

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この記事の著者

WINGSプロジェクト 小林 昌弘(コバヤシ マサヒロ)

WINGSプロジェクト について> 有限会社 WINGSプロジェクト が運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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