AWSを深堀して気づいたエンジニアとしての理想
こうしてAWSを軸としてスキルを伸ばしてきたことで、あらためて目指したい理想も見えてきた。星氏から見ると、社内には「つよつよエンジニアがいっぱい」だ。2025 Japan AWS Ambassadorsは3名、他にも近年はJapan AWS Top Engineers、Japan AWS Jr.Championsが何名も選出されている。
星氏は「私はまだまだひよっこ」と痛感しているそうだが、今は自分の理想とのギャップをうめるべく奮闘している日々だ。

これまでの成長の経緯を振り返り、星氏は「広さは技術に限らない」と強調する。もし発信やコミュニティ活動を視野に入れず、技術しか見ていなければ、技術を広め、深めることはできなかっただろう。
「広く深く」になるためとして、星氏は「何においても深さは強み」と前置きしつつ、次のようにアドバイスする。「広く浅く」に悩むなら、広さは技術だけの話ではない。技術以外の部分にも視野を広げてみると、意外と技術も深まる。「狭く浅く」に悩んでいる場合、その狭さに対してしっくりきているなら、そのまま深掘るといい。違和感があれば、他技術や技術以外にも目を向けてみよう。「狭く深く」に悩むなら、深さは強みなので発信や新たなコミュニティに参加することで思いもよらぬ機会が舞い込むかもしれない。
「理想のエンジニアになれるよう、一緒にがんばって行きましょう!」と星氏は元気よく呼びかけて講演を締めた。