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Advanced/W-ZERO3 [es]で作ろう

Advanced/W-ZERO3 [es]でカメラアプリを作ろう Part3

Windows Mobile用DirectShowフィルタの実装例

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フィルタグラフの変更

 既存のフィルタグラフに対し、今回作成したフィルタを追加します。フィルタグラフのイメージを図2に示します。

図2.フィルタグラフのイメージ
図2.フィルタグラフのイメージ

 PreviewピンとStillピンの両方にフィルタを接続することにより、プレビュー画像と撮影画像にモノトーン加工が行われます(具体的な実装方法については、これまで記述してきた内容と重複するので割愛します)。

実行方法

 フィルタのDLLファイル「mono_filter.dll」と、実行ファイル「WM_Camera.exe」の両方を実機へ転送してください。

 「mono_filter.dll」を「regsvrce.exe」を使ってレジストリへ登録します。

登録コマンド
regsvrce.exe mono_filter.DLL

 解除するときは /u オプションを付けます。

解除コマンド
regsvrce.exe /u mono_filter.DLL

 「WM_Camera.exe」を実行すると、モノトーン加工されたプレビュー画像が表示されます。任意の場所をタップして撮影してみてください。

おわりに

 本稿では、トランスフォームフィルタを作成することにより、カメラ画像の加工を実装しました。モノトーンという単純な加工処理でしたが、Transformメソッドの内容を変えて遊んでみてください。例えばスタンプ機能や、ズーム機能などがあれば撮影がより楽しくなりそうです。

参考文献

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https://codezine.jp/article/detail/2470 2008/09/17 01:01

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