GUIの作成
GUIは、2つのGcListBoxコンポーネントと[GcDate][Button]を配置します。
データベース関係のコントロールは、[GcListBox]コンポーネントにデータベースをバインドすると作成されるコントロールです。また、[GcShortcut]コンポーネントは、[GcDate]コンポーネントを配置すると自動的にフォームに追加されます。
GcListBox(GcListBox1)コンポーネントの設定
1.
GcListBoxコンポーネント(GcListBox1)は、今回はテンプレートを使ってデザインします。タスクトレイの[テンプレート]メニューを選ぶと、16種類のテンプレートからデザインを選ぶことができます。ここでは、「Gradation4」を選んでみました。
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タスクトレイの[データバインド項目を使用する]メニューで、データベース「ノートPCカタログ2008」をバインドします。ウィザードで設定を進めていきますが、データセット内に指定するフィールドとしては「メーカー」「機種」「発売日」の3つを選びます。
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プロパティウィンドウでStatusBarプロパティを展開し、Visibleプロパティを「True」にします。
GcDateコンポーネントの設定
GcDateコンポーネントは、カレンダーを使って日付を入力できるコンポーネントです。デフォルトでは、現在の日付と時刻が表示されますが、このコンポーネントは入力と表示でそれぞれ表示書式を設定できるようになっています。
今回のプログラムでは、日付だけしか使いませんので、入力・表示ともに日付だけを扱うように設定します。日付の書式も、データベースのデータに合わせておきます。
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タスクトレイから[入力フィールドの編集]を選びます。エディタが表示されるので、[現在設定されている項目]の[すべて削除]ボタンを押してデフォルトの設定を削除します。
2.
その横にある[書式を指定してフィールドを設定]ボタンを押し、「YYYY/MM/dd」を選びます。これで、入力書式として日付だけが設定されるようになります。
GcListBox(GcListBox2)コンポーネントの設定
もう1つのGcListBoxコンポーネントは、ヘッダーだけを追加します。タスクトレイから[カラムの編集]を選び、エディタで3つのメンバを追加します。
それぞれ、Headerプロパティを展開し、Textプロパティをそれぞれ「メーカー」「機種」「発売日」に設定します。また、AutoWidthプロパティを「True」にしておきます。