権限を設定しよう
さて、ここまでの操作を、皆さんはきっとTFSのセットアップに利用したユーザーを用いて実行したと思いますが、実際はそのように行きません。
TFSを操作するにはユーザーをTFSに追加し、権限を割り振る必要があります。TFSには規定で役割に応じたグループが作成されているので、今回はユーザーを規定のグループに所属させてみましょう。ソースコードやドキュメントをよく登録する「開発者」、進捗を確認するだけの「マネージャ」、チームプロジェクトの「管理者」を今回は考えます。なおユーザーは、Active Directory構成であればActive Directory に、Workgroup構成であればWorkgroupにあらかじめ作成しておいてください。
グループにメンバーを追加しよう
グループへのメンバーの追加は以下の手順で行います
- [チームエクスプローラー]でチームプロジェクトを右クリックし、[チームプロジェクトの設定]-[グループメンバシップ]を選択。
- [グループ]内にProject Administrators、Project Contributors、Project Readers、Project Build Services が表示されるので、まずは[Project Contributors]を選択し、[プロパティ]をクリック。
- [Team Foundation Server グループ プロパティ]画面の[メンバー]タブを開き、[メンバーの追加] 内の [Windows ユーザーまたはグループ] を選択して[追加]をクリック。
- 「ユーザーまたはグループの選択」画面の [選択するオブジェクト名を入力してください] で、追加する[開発者]のユーザーを入力するか、[詳細設定]からユーザーを検索して[OK]をクリック。
手順はこれだけです。規定で作成されるチームプロジェクトグループは以下の4つになっています
| グループ名 | 説明 |
| Project Administrators | プロジェクトの管理者権限を持つ |
| Project Contributors | 一般的な読み取り/書き込みアクセス許可を持つ |
| Project Readers | 読み取りアクセス許可のみを持つ |
| Project Build Services | MS Buildを実行するアクセス許可を持つ |
マネージャであればProject Readersに、管理者であればProject Administratorsにメンバーを所属させてください。これでそれぞれが役割に沿った権限の範囲内でTFSを操作できるようになります。
これでチームプロジェクトの権限設定は完了しましたが、ソースコード管理はソースコード管理で独立して権限設定が必要です。上記の作業が完了していれば簡単ですので、ぱっとやってしまいましょう。
- [チームエクスプローラー]でチームプロジェクトを右クリックし、[プロパティ]を選択。
- [セキュリティ]タブを展開して[Team Foundation Server グループ]を選択し、[ユーザーおよびグループ]から、先ほどのProject ContributorsやProject Administratorsを選択して権限を付加。
以上で完了です。次は、TFSのソースコード管理の便利な機能を使ってみましょう。

