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![]() 柳井です。 少し前に、「複雑さに挑む 社会心理学 適応エージェントとしての人間」という本を読みました。集団的振る舞いをしている個人を、環境に適応するエージェントとして捕らえた社会心理学の本です。 この本を読んで思ったことは、人間は本来の進化の過程から、急激に引き離された特異な環境に投げ出されているということです。この本によると、人間は元々、百五十人程度の血縁集団として過ごしていたそうです。しかしその後、急激に人口密度が上がったせいで環境が変わり、様々なエラー的な行動を起こすようになったということでした。 商売の基本は、物や情報の格差の間に入り、利を得ることです。人間の、元々の適応と現状との格差の間にもビジネスは成立します。そういったビジネスは、格差が解消されないものです。今後は、こういった人の心の仕組みにも注目をしていかなければならないと思いました。 |
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