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![]() 柳井です。 最近ですが、ロアルド・ダールの「あなたに似た人」という短編集を読みました。実はだいぶ前に、途中まで読んで放り出していた本です。最近、小説を見る目が変わってきたために、読み直してみると、昔とは違って面白く読めました。 本などのメディアは、作品だけでは成立しません。作品と受け手が一つになった時に、初めて面白くなったり、つまらなくなったりします。受け手側に前提知識や素養がなければ楽しめない可能性が、どんな作品にもあります。それは、作者と読者の時代や居住地、教養や身分、年齢や気質の違いなど、様々な要因のせいです。 自分の評価は、相対的な評価にしか過ぎません。それを絶対的な価値だと思い、他人に押し付けるといらぬトラブルを招きます。他人が自分と意見が違う場合、それを許容できる心の余裕は持っておく必要があると思います。 |
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