開発環境
OpenLaszloで開発を行うためには、プログラムを書くためのテキストエディタがあれば十分です。ただし、文字コードがUTF-8(BOMなし)で保存できる必要があります。また、コード補完など入力支援機能があるフリーの統合開発環境もいくつかあります。ここではNetBeansについて開発環境構築手順を説明します。
NetBeans IDE 6.5+OpenLaszloプラグイン
NetBeansにOpenLaszloプラグインをインストールして使用します。NetBeansはコード補完など優れたXMLエディタ、JavaScriptエディタ機能を備えています。TomcatだけでなくGlassFishにデプロイすることもできます。NetBeansはこちらからダウンロードできます。OpenLaszloプラグインはこちらからダウンロードできます。
NetBeans IDE 6.5にOpenLaszloプラグインをインストールする
OpenLaszloプラグインをダウンロードして任意の場所に保存しておきます。ツールメニューから「プラグイン」を選択してプラグインマネージャを起動します
「ダウンロード済み」タブの「プラグインの追加」ボタンをクリックしてダウンロードしたファイルを指定します。「インストール」ボタンをクリックするとインストールが始まります。インストールの途中に著名がされていないという警告がでますが、そのまま続行してください。
「インストール済み」タブにインストールしたプラグインが表示されていればインストールは完了です。
プログラムを書いてみよう
OpenLaszloはサーブレットとして動作するので、プログラムは、Tomcatのドキュメントルート(OpenLaszloのインストール先¥Server¥lps-4.2.0¥my-apps)に作成することになります。
Hello World
OpenLaszloのHello Worldは下記のようになります。
<canvas> <text>Hello World</text> </canvas>
これを、先程のmy-appsフォルダにHelloWord.lzxで保存します。ブラウザを起動してhttp://127.0.0.1:8080/lps-4.2.0/my-apps/HelloWorld.lzxを開いてください。OpenLaszloによってソースファイルが自動的にコンパイルされてHello Worldが表示されたと思います。
まとめ
今回は、OpenLaszloのインストールからHello Worldの表示まで説明しました。次回は、プログラムの書き方など基本的な部分について説明する予定です。