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渋谷テクニカルナイト講師陣が語る新技術動向

はじめて使うJazz (2)
― プロジェクトのリリース計画・反復計画・タスク実行

渋谷テクニカルナイト講師陣が語る新技術動向 第4回

スプリントバックログ(反復計画)の作成

 スクラムにおいては、すべてのスプリント(反復)がはじまる際に、製品バックログのアイテムをすべて見直し、どのストーリーを次期スプリントで取り組むべきか考えます。そして、次期スプリントに割り振られたストーリーに対してタスクを作成します。

 では、ここでは、スプリントバックログを作成していきましょう。チーム成果物ビューから、スプリント 1を選択し、コンテキスト・メニューから[新規]-[反復計画]をクリックします。リリースバックログを作った際と同じ手順であることが分かります。

 新規反復計画ダイアログで、スプリントバックログ 1 と名前をつけましょう。[終了]をクリックします。

 スプリントバックログ 1のためのエディターが開きますが、先ほどのプロダクトバックログのエディターに戻って、ストーリーの割り振りを行いましょう。[JavaアプレットでのHelloWorld]ストーリーを右クリックして、コンテキスト・メニューから、[計画の目的]-[スプリント 1]を選択します。

 ストーリーの左横に小さな矢印が表示されますが、これは保存されるのを待っている状態です。右上の[保存]ボタン、もしくは、Ctrl+Sで保存しましょう。すると、スプリントバックログ 1 のほうに、割り当てられたストーリーが移動します。通常の開発では、複数のストーリーを1つのスプリントで行えますが、この例では、スプリント1では、このストーリーのみを開発する、ということになります。

タスクの追加

 では、ストーリーをスプリント1で開発していくわけですが、このストーリーの実装を行うために、いくつかのより詳細なタスクに分けて管理します。例えば、JavaアプレットでのHelloWorldを実現するためのいくつかのタスクを考えてみると、まずは、現在のHelloJazzWorldクラスをアプレット対応にしたり、アプレットを表示するためのHTMLファイルを作成したり、というタスクが少なくとも必要となります。場合によってはより細かく分けていくこともあるでしょう。

 では、スプリントバックログ1のエディターに戻って、タスクを追加していきましょう。コンテキスト・メニューから、[作業項目の追加]によりタスクを追加していくことも可能ですが、複数のタスクを追加するときには、Ctrl+Enterでのショートカットが便利なので、まずは、コンテキスト・メニューから、[作業項目の追加]-[デフォルトの設定]をクリックします。

 作業項目タイプの選択ダイアログが表示されるので、タスクを選択し、[OK]をクリックします。これで、Ctrl+Enterのショートカットにより、新規のタスクが簡単に追加できるようになります。

 ストーリーを選択して、Ctrl+Enterでタスクが追加されますので、HelloJazzWorldクラスをアプレット対応にする、アプレットを表示するためのHTMLファイルを作成、などをタスクとして追加しましょう。

 しかし、お気づきのように、ストーリーの下にタスクはできたものの、ストーリーの子として、タスクが紐付いていません。タスクを選択して、Tabを押すことにより、ストーリーの子に紐付けることができます。またShift+Tabでレベルを一つ上にすることも可能です。作成した2つのタスクを、ストーリーの下の子にしておきましょう。

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この記事の著者

玉川 憲(タマガワ ケン)

IBM東京基礎研究所に入所後、超小型腕時計型LinuxコンピュータWatchPadの研究開発に従事。2003年にソフトウェア事業Rational 事業部に異動、RUP・要求管理・オブジェクト指向分析設計の講師としてコンサルティングを行う。2006年に米国カーネギー・メロン大学に入学、MBA とMSE(Software Engineering)を同時取得。Architecture Evolution Toolの開発に従事。2009年からJazz Groupのリーダーとして、...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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