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![]() 柳井です。 最近、幸田露伴の「五重塔」を読みました。ページにびっしりと文字が並び、句点もほとんどなく、最初は読みにくいなと思いながら、ちびりちびりと読み進めていたのですが、ある程度話が展開してきてからは一気に最後まで読み進められました。 この小説は、不遇の職人が、恩ある親方と仕事を取り合う形になりながらも、五重塔を自分の手で建てたいと切望する話です。主人公は生き方が不器用なせいで、腕はありながらも格の低い仕事しか来ない状態になっています。 人間、安い仕事ばかりしていると鬱屈がたまっていき、考え方が小さくなっていきます。この本を読んで、たまには周囲の目を無視して、大きな仕事を取りに行かないといけないと思いました。 |
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