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【第3回】ターゲット接続の準備

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目次

ソフトウェア:入手とインストール 1

 ここでは、USB2232を入手できた(る)ものと想定して、接続前のドライバのインストールの解説に移りましょう。連載第2回(前回)の、

  1. インタフェースのドライバ

     ホストとターゲットを接続するための基本となるプログラムです。ここではFT2232のドライバを指します(次回解説)。

 のステップです。ホスト環境は、Windows / Linux / MacOSXを前提として解説します。

 Windowsオペレーティングシステムではバイナリを利用、UNIX系オペレーティングシステムではソースからビルドすることにします。

Windows編

ドライバ

 今回、Windows OSはWindows XPを利用しますので、XP用のD2XXドライバをここ(www.ftdichip.com)からダウンロードします。ZIP形式で圧縮されていますので、伸張(解凍)しておきます。

 USB2232を接続すると、ドライバインストールのダイアログが開きますので、ftdibus.infを選択して、インストールを行います。

MPROG

 USB2232には、Microwireデバイスの93C46、93C56、93C66のシリアルEEPROM(以下、EEPROM)が搭載されています。このEEPROMには、USBの認識に必要なVenderID、ProductID、動作モードなど、FT2232のコンフィグレーションに必要な各種情報が格納されています。EEPROMの読み書きを行うのが、MPROGユーティリティープログラムです。

入手

 ドライバと同様に、FTDIのサイトのここからMPROGを入手します。FTDIのサイトにはアプリケーションノートなどもありますので、興味がある場合はダウンロードしておくとよいでしょう。

インストール

 実行ファイル形式になっていますので、ダブルクリックでそのままインストールしていきます。デフォルトで構わないでしょう。

MPROGインストールの様子
MPROGインストールの様子
ドライバの対応

 MProgはVCP(仮想COMポート)ドライバではなく、D2XXドライバを使います。

使い方

 USB2232を接続後、スタートメニューから選択して起動します。RoboShellのデバッガとしてのセッティングを行います。これは後述(次回解説)するOpenOCDのコンフィグレーションファイルで認識させる必要があるので、このとおりに記述します。筆者のWebサイトからセッティングファイルをダウンロードしても良いでしょう。

FT2232の設定

 デバイスへの書き込みは、USBポートにボードを接続して[Scan for Devices]をクリックします。画面下部で書き込み可能デバイスを確認します。この状態で[Erase] をクリックすると、EEPROMの内容が消去されます。その後、[Program]をクリックして編集内容を書き込みます。


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著者プロフィール

  • 大橋 修(大宮技研合同会社)(オオハシ オサム)

    大宮技研 エグゼクティブ・エンジニア。 都立高専電気工学科卒業後、日本精工(株)でエアバッグの制御ソフトウェア開発、ボッシュ(株)にてエンジンマネージメントシステム開発、適合ツールの開発、プロジェクトマネージメント、ノキアにてシンビアンOS用ミドルウェアS60の開発などをおこなう。インテルを経て、...

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