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Ruby on Rails + Curl(AD)

Ruby on Rails + Curl
Curl用Scaffoldを自作する

第3回

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ダウンロード サンプルソース (5.4 KB)

その他のcurl_scaffold用テンプレートファイル

 curl_scaffoldジェネレータが作成するアプリはHTML用のテンプレートや処理はいりませんので、curl_scaffoldに必要な最低限のファイルやコードのみ作ることにします。

コントローラ

 コントローラはHTML・XMLページの表示や、HTMLアプリでしか必要のないnew・editメソッドを省略しました。

 また、CSRF対策用のチェックverify_authenticity_token処理をskip_before_filterで指定して行わないようにしました。これでapp/controllers/application_controller.rb内のprotect_from_forgeryを変更しなくてもよくなります。

class <%= controller_class_name %>Controller < ApplicationController
  
  skip_before_filter :verify_authenticity_token

  def start
    render :layout => false, :content_type => 'text/vnd.curl'
  end
  
  def index
    @<%= table_name %> = <%= class_name %>.all

    respond_to do |format|
      format.json  { render :json => @<%= table_name %> }
    end
  end

  def show
    @<%= file_name %> = <%= class_name %>.find(params[:id])

    respond_to do |format|
      format.json  { render :json => @<%= file_name %> }
    end
  end

  def create
    @<%= file_name %> = <%= class_name %>.new(params[:<%= file_name %>])

    respond_to do |format|
      if @<%= file_name %>.save
        format.json  { render :json => @<%= file_name %>, :status => :created, :location => @<%= file_name %> }
      else
        format.json  { render :json => @<%= file_name %>.errors, :status => :unprocessable_entity }
      end
    end
  end

  def update
    @<%= file_name %> = <%= class_name %>.find(params[:id])

    respond_to do |format|
      if @<%= file_name %>.update_attributes(params[:<%= file_name %>])
        format.json  { head :ok }
      else
        format.json  { render :xml => @<%= file_name %>.errors, :status => :unprocessable_entity }
      end
    end
  end

  def destroy
    @<%= file_name %> = <%= class_name %>.find(params[:id])
    @<%= file_name %>.destroy

    respond_to do |format|
      format.json  { head :ok }
    end
  end
end

JSON出力形式の指定

 前回は、JSON出力形式の指定ActiveRecord::Base.include_root_in_json = falseをconfig/environment.rbに書きましたが、今回は専用の初期化ファイルを作ります。Ruby on Railsではconfig/initializersディレクトリにあるファイルはサーバ起動時に実行されるので、ここにsetup_json.rbというファイルで指定します。

ActiveRecord::Base.include_root_in_json = false

 なお、config/initializersディレクトリ下のファイルはアルファベット順に実行されるので、複数のファイルで同じ項目の設定を行う場合はファイル名が重要になります。今回のJSON出力形式の指定はnew_rails_defaults.rbでも指定されているので"n"より後ろのファイル名にしました。

ライセンスファイル

 Curlのライセンスファイルの設置もcurl_scaffoldジェネレータで行うことにします。

次のページ
curl_scaffoldジェネレータのコード

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この記事の著者

吉田裕美(ヨシダユウミ)

有限会社 EY-Office 取締役CADのベンチャー企業でCADのコア部分や図面管理システムなどの開発に従事した後、独立しJava,Ruby,PerlでWebアプリを中心に開発してきた。現在は殆どの開発はRuby on Rails。ここ数年はソフトウェアエンジニアの教育に興味をもち、従来の知識偏重な教育ではなく現実の問題を解決できるエンジニアを育てる教育に注力している。またLisp等に関心...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/4167 2009/07/21 15:00

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