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clearプロパティ
floatプロパティで左や右にフロートされたボックスの回り込みを解除するには、clearプロパティを利用し、解除方向を「left」「right」「both」などの値で指定します。
| 値 | 説明 |
| none | 初期値。回り込みを解除しない。 |
| left | 左にフロートされた要素に対する回り込みを解除。左にフロートされたボックスよりも下に新たなボックスを生成して表示。 |
| right | 右にフロートされた要素に対する回り込みを解除。右にフロートされたボックスよりも下に新たなボックスを生成して表示。 |
| both | 左右両側にフロートされた要素に対する回り込みを解除。左右にフロートされたボックスよりも下に新たなボックスを生成して表示。 |
次の例では、右にフロートされた画像に対するテキストの回り込みを解除しています。
<p> <img src="sample.gif" alt="サンプル" /> サンプル画像は、「<strong>float:right</strong>」に指定されています。このテキストは、サンプル画像の後に続く内容です。 </p> <p class="new_par"> 2つ目の段落のテキストです。「<strong>clear: right</strong」と指定して、回り込みを解除しています。右にフロートされたボックスよりも下に、新たなボックスを生成して表示されます。 </p>
img {
width: 200px;
height: 200px;
float: right;
}
.new_par {
clear: right;
}

これらfloat、clearの各プロパティを利用して、段組レイアウトを実現することもできます。次の例のように、サイドバーを左にフロート、メインを右にフロートさせ、後続のフッタで回り込みを解除する、といった仕組みで利用します。
/* サイドバーを左フロート */
#sub {
width: 30%;
float: left;
}
/* メインを右フロート */
#main {
width: 70%;
float: right;
}
/* フッタでフロート解除 */
#footer {
clear: both;
}

floatプロパティによる段組レイアウトは、比較的簡単に実現することができますが、サイドバーやメインのボックスの高さについては、それぞれの内容量に依存します。そのため、左右のボックス間に段差が生じ、図4のように、特に背景色が指定されている場合に、高さが不足しているような印象を与えてしまうことがあるので注意しましょう(解決方法については次回の記事の中で扱う予定です)。

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山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)
静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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WINGSプロジェクト 宮本麻矢(ミヤモト マヤ)
<WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書、記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook
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