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Google App Engine/JavaによるScala/Liftアプリケーション開発

Google App Engine/JavaによるScala/Liftアプリケーション開発(前編)

Liftアプリケーション開発の基本とDataStoreの利用

サンプルアプリケーション - イベント管理アプリケーション -

 では、さっそくサンプルアプリケーションの作成に入ります。

作成するサンプルの解説

 今回作成するサンプルアプリケーションは、イベントの開催日などの情報を登録して参加者を募集する、イベント管理アプリケーションです。このようなサービスは各種ありますが、今回作成する物は比較的シンプルなものです。

図1:イベントの一覧画面
図1:イベントの一覧画面
図2:イベントの登録画面
図2:イベントの登録画面

 前編である本稿では、Google App Engine上でイベントの登録を行えるようになるまでを実装します。基本的なLiftアプリケーションを作成し、Google App Engineで提供されるBigTableをベースとしたDataStoreへ、作成したイベントの情報を登録できるようになるまでが目標です。

 今回は解説しませんが、後編では、Googleのアカウント認証を利用して参加登録を行える機能を追加し、TaskQueueによってリマインダーメールを参加者に送付する機能を追加します。

Google App Engine/Java用のLiftプロジェクト作成

 サンプルアプリケーション用のLiftプロジェクトを作成します。プロジェクトの作成は、mavenコマンドで行います。MS-DOSプロンプトまたはターミナルを起動し、プロジェクトを作成したいディレクトリに移動します。

[リスト1]Liftプロジェクトの作成
mvn archetype:create -U -DarchetypeGroupId=net.liftweb \
  -DarchetypeArtifactId=lift-archetype-blank \
  -DarchetypeVersion=1.1-M7 \
  -DremoteRepositories=http://scala-tools.org/repo-snapshots \
  -DgroupId=demo -DartifactId=czeventengine

 "mvn archetype:create"コマンドで、Liftのプロジェクトのひな形が生成されます。"-DarchetypeVersion=1.1-M7"とオプションが指定されているので、Lift1.1-M7を基にしたプロジェクトになります。

 その他のオプションについては、こちらのScalaによるWebアプリケーションフレームワーク「Lift」とは』を参照してください。

 リスト2は、Liftプロジェクトのファイル構成です。"mvn archetype:create"コマンドで、この構成のディレクトリが作成されます。太字は、今回作成または修正するファイルです。

[リスト2]Liftプロジェクトのディレクトリ構成
czeventengine/
|-- pom.xml
`-- src
   `-- main
       |-- scala
       |   |-- bootstrap
       |   |   `-- liftweb
       |   |       `-- Boot.scala            -- アプリケーションの設定
       |   `-- demo                          -- アプリケーションのパッケージ
       |        |-- model                    -- Modelクラスを配置
       |        |   `-- Event.scala
       |        `-- snippet                  -- Snippetクラスを配置
       |            `-- EventSnippet.scala
       `-- webapp                            -- コンテキストルートディレクトリ
           |-- WEB-INF
           |   `-- appengine-web.xml         -- GEA/Jの設定ファイル
           |   `-- web.xml
           |-- index.html                    -- イベント一覧ページのテンプレート
           |-- create.html                   -- 登録ページのテンプレート
           |-- eventengine.css               -- CSSファイル
           `-- templates-hidden              -- デフォルトのTemplate
               `-- default.html

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 尾崎 智仁(オザキ トモヒト)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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