コンポジット・ウィジェットを部品として利用
これでコメント送信ウィジェットは完成ですが、このコンポジット・ウィジェットもあくまでもアプリケーションのコンポーネントの一部ですので、さらに上位のコンポジット・ウィジェットの一部品として、使用することができます。例えば、記事を閲覧するアプリケーション画面自体をウィジェットとして実装して、一覧用のウィジェットや検索用ウィジェットと並べて、コメント送信ウィジェットを配下のウィジェットとして配置するように設計します。 その上で、一覧用のウィジェットで選択された記事の情報をコメントと同時に送信するなど、ウィジェットの組み合わせにより、アプリケーションの機能を実現していくというアプローチが可能です。
また、このコメント送信ウィジェットをDialogやTitlePaneウィジットの中に入れて、必要に応じて表示する使い方もできます。そのような場合でもすでに画面と動作がコンポーネントとしてまとめられているため、扱いやすくなっていますし、表示方法の変更にも柔軟に対応できます。
まとめ
このようにして、ウィジェットという画面用のコンポーネントを積み上げてアプリケーションを構築する手法は、複雑になりがちなWebアプリケーションのユーザー・インタフェースのプログラムを意味のある単位でまとめて、構造化するのに適していますので、大規模アプリケーションの構築には欠かせない実装手法といえます。

