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強化したリボンインターフェースでテキスト操作ができる.NETアプリケーションの作成

Ribbon for Windows Forms 2.0JのC1Ribbonコントロールを使ったアプリケーションの作成 その2

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フォームの作成

 では、さっそくプログラムを作成しましょう。作成するプログラムは、前回の記事「リボンインターフェースでチャート表示を切り替える.NETアプリケーションの作成」のアプリケーションのリボン機能にタブを1つ追加し、グループを2つ追加したものです。また、フォームにはRichTextBoxコントロールを2つ配置し、フォームの下部にC1StatusBarコントロールを配置します。

 最初のグループ「タイトル」には2つのツールバーを組み込み、それぞれフォント編集用のリボンアイテムを組み込みます。グループ「説明文」には、リボンアイテムのボタンを組み込み、OpenFileDialogコントロールを呼び出してRichTextBoxコントロールでファイルを開きます。

GUIのデザイン

 今回のフォームは、前回作成したリボンの変更と、OpenFileDialogコントロールと2つのRichTextBoxコントロールを追加しています。C1StatusBarコントロールは、右のペインにラベル(RibbonLabel)を配置します。リボンには、以下のアイテムを追加しています。

追加するアイテム
アイテム 個数
RibbonTab 1
RibbonGroup 2
RibbonToolBar 2
RibbonFontComboBox 1
RibbonComboBox 1
RibbonColorPicker 1
RibbonToggleButton 3
RibbonButton 1
フォームのレイアウト
フォームのレイアウト

フォームの変更

 最初にフォームを修正します。まず、C1Chartコントロールの「Dock」プロパティを「None」にし、フォームにRichTextBoxコントロールを2つ配置します。

 また、ツールボックスからOpenFileDialogコントロールとC1StatusBarコントロールをドラッグ&ドロップして配置します。なお、RichTextBoxコントロールは「HideSelection」プロパティを「False」に設定し、フォーカスを失っても選択した文字列が選択状態を保つようにしておきます。

修正したフォーム
修正したフォーム

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リボンの修正

修正履歴

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/6547 2012/04/26 18:00

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