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APIを使ってRTB広告を実装可能にする「AdStir RTB Exchange」(AD)

RTB広告配信の早期実装、DSP連携コストの削減を実現する「AdStir RTB Exchange API」

APIを使ってRTB広告を実装可能にする「AdStir RTB Exchange」(3)

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 DSP(デマンドサイドプラットフォーム)との接続コストなしで、RTB(リアルタイム入札)広告を導入し、簡単に広告在庫を増やせるようになる「RTB Exchange API」。在庫不足で悩むアドネットワーク事業者にとって重宝するサービスです。本稿では、このAPIを使って、実際に既存サービスにRTB広告を組み込む方法を、ユースケースを交えつつ解説します。

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はじめに

 RTBが収益の最適化に繋がるのは『スマホ向けネット広告の分野でアツい注目を集める「RTB」-その理由と活用法』で書いた通りですが、RTB配信エンジンの作成コスト、広告在庫を増やすためのDSPとの接続コストが意外と高いです。

 配信エンジンは大体100ms以内に「各DSPへbidリクエストを送信し、bidレスポンスから入札金額の高いものを選定(オークション)する」という処理をリクエストごとに行う必要があります。

 一般的なアドネットワークの場合はキャッシュなどで高速化できますが、RTBの場合、毎回bidリクエストを送る必要があるため、キャッシュなどが使えません。その他の部分で高速化を行う必要があります。また、DSPとの接続コストも今までの経験から、お互いの仕様の擦り合わせからリリースまで大体1~2か月程度かかっています。

 「RTB Exchange API」を使うことで、RTBのアドサーバ作成コストを抑え、DSPとの接続コストに関してはゼロにできるため、簡単に素早くRTB広告を配信できるようになります。

対象読者

 スマートフォン向けRTBを導入検討中のアドプラットフォーム事業者。

必要な環境

 Windows、Linux、Macのいずれか。

一般的なアドサーバよりも高いコスト

 弊社の広告配信サービス「AdStir」(アドステア)では、RTB以外に一般的なアドサーバ機能も提供していますが、両者を構築・運用してみたところ、RTBの方が一般的なアドサーバに比べ、かなりコストが高いことが分かりました。具体的にどの部分にコストが掛かったか解説する前にRTBと一般的なアドサーバの配信までの流れを見てみましょう。

 細かな部分を除くと、一般的なアドサーバでは、基本的にすべての処理がアドサーバ内のみで完結しています。

図1  一般的な広告の配信までの流れ
図1  一般的な広告の配信までの流れ

 一方、RTBのアドサーバーでは、「リクエストごとに接続している各DSPにbidリクエストを行い、返ってきたbidレスポンスから入札金額の一番高いものを選定する」というオークションの処理が必要になります。ここが、RTB特有の処理になっています。

図2 RTB広告の配信までの流れ
図2 RTB広告の配信までの流れ

 処理速度について、一般的なアドサーバと異なり、配信する広告をキャッシュすると言ったような高速化が行えません。「リクエストごとにbidリクエストを各DSPへ送信する必要がある」「複数のDSPと接続している場合、各DSPからのbidレスポンスを一定時間(AdStirでは120ms)待つ必要がある」などの仕様があるため、一般的なアドサーバと比べると処理できるreq/secが低くなってしまいます。そのため、同じリクエスト数をRTBのアドサーバで裁くためには、より多くのサーバ台数が必要となります。

 bidリクエストに関しても、基本はOpen RTBに準拠していますが、DSPごとに独自の情報が追加されるなど、拡張されていることが多いため、それに伴う改修、連携テストに時間が掛かります。転送量も、接続対象のDSPを増やすたびにbidリクエストを送信する対象が増えるので、単純計算でトラフィック量が比例して増加します。

図3 DSPを増やすたびに配信毎のトラフィックが増える
図3 DSPを増やすたびに配信毎のトラフィックが増える

 通常、広告配信システムには、カテゴリなどの粒度で配信を許可または禁止する機能が存在します。RTBでも同様に、DSPと配信対象のカテゴリやキャンペーン、原稿のやり取りを行なっています。

 Open RTBの仕様ではbidリクエストごとに配信除外対象を送るようになっていますが、日本のDSPの場合、配信対象の情報を毎時などの頻度で事前にやり取りすることが多いです。粒度はDSPによってカテゴリ単位やキャンペーン単位、原稿単位と異なっており、やり取りするデータ構造も異なっています。カテゴリはDSPごとに種類が異なるため、お互いが使用しているカテゴリをマッピングさせる必要があります。

 このような配信対象の原稿情報のやり取りが遅れたり、バグがあったりすると、本来除外されるべき案件が誤配信される問題が発生するため、非常に重要な処理となっています。

 また、配信対象の枠×原稿と、データ量が膨大になるため、やり取りするバッチの速度も求められます。

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ユースケースに合わせて使い分ける

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この記事の著者

fukata()

メディアプラットフォーム事業部 マネージャー。vim派。クライアントからバックエンドまでのなんでも屋。最近の興味はログ解析。週末は趣味のプログラミングとサービス開発。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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