「レゴマインドストーム」は、レゴと米マサチューセッツ工科大学による「子どもの学びとデジタル技術」に関する研究から生まれた、世界標準のロボット教材。マイクロプロセッサを搭載したレゴブロックと、モーターやセンサーを使って、自分で組み立てを行い専用のソフトウェアでプログラミングしてロボットに転送すると、ロボットが自律的に動き出す。
最新版の「教育版レゴマインドストームEV3」は、ジャイロセンサーを備えており、iOS/Android搭載のスマートフォン/タブレット端末との連携に対応している。また、無線LANやBluetoothに対応し、ワイヤレスでの操作やデータ送信ができる。
プロセッサは、前モデル「NXT」のARM7からARM9に変更し、処理速度を6倍に向上するとともに、メモリを64KBから64MBに増やし、SDカードによるメモリ増量にも対応した。ほかにも、PCがなくてもプログラミングが可能な、オンボードプログラム機能が充実する。出力ポートは4基で、モーター数を増やしてさらに複雑な動きを実現している。
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