Webページのデザイン
では、さっそくアプリケーションを作成していきます。
サンプルファイルに含まれるSQL Serverのデータ「旅客実績_Data.mdf」をグリッド「C1GridView」コントロールに読み込み、このグリッドデータを取り出してC1ScatterChartコントロールで散布図にします。
データは、国土交通省の統計資料にある平成22年・23年の「国内定期航空月別運航および運送実績」を利用します。各月の路線運航時間と旅客数の関係を表してみましょう。
なお、グリッドデータの取り出しや散布図のデータ設定は、すべてコードから行います。
ページのレイアウト
ページには、C1GridViewコントロールとC1ScatterChartコントロールを配置します。
「SqlDataSource」は、C1GridViewコントロールにデータベースファイルを設定した時に作成されるオブジェクトです。
C1GridViewコントロールの作成
最初にC1GridViewコントロールを配置し、データベースファイルを連結します。データ連結方法は「データソースの構成」ウィザードを使用します。使い方は、過去の記事『多彩な表現形式でデータをグリッド表示するASP.NETアプリケーションの作成』で紹介していますので、そちらをご参照ください。
ここでは、SQL Serverのデータ「旅客実績_Data.mdf」を使用します。データフィールドはすべて取出し、「運航時間」と「旅客数」をグラフに使用します。
データを連結したら、C1GridViewコントロールの「Width」プロパティを「700」に設定し、アプリケーションを実行してグリッドにデータが表示されているのを確認してください。