PyCon Taiwanとは
PyCon(パイコン)はPython Conferenceの略で、Pythonプログラミングに関するカンファレンスです。
PyConは世界中で開催されており、日本でも昨年はPyCon JP 2012が開催されました。
PyCon Taiwanはその名のとおり、台湾で開催されているPyConで、2012に第1回が開催されて、そのときの様子は『PyCon JPレポート番外編 ――PyCon Taiwan出張』でレポートされています。
PyCon Taiwan 2012の開催概要は以下のとおりです。
サイト | http://tw.pycon.org/2013/(中、日、英あり) |
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期間 | 2013年5月25日、26日の2日間 |
構成 | 3つの基調講演を含む3トラック(一部英語セッション)(プログラム/PyCon Tiwan 2013) |
参加費用 | Early Bird(早期割引)1,900TWD 通常2,500TWD(1TWD=3.5JPY) |
会場 | Academia Sinica |
参加人数 | 約400名 |
今回は日本からは8名(+2名)が日本から参加しました。
名前 | Twitter ID(またはFacebook) | 備考 |
清水川 貴之 | @shimizukawa | PyCon APAC 2013 会計、セッション発表 |
清水川 知恵子 | - | 台湾遠征の手配全般、現地サポーター、カメラマン |
鈴木たかのり | @takanory | PyCon APAC 2013事務局、LT発表 |
増田 泰 | @whosaysni | 一般社団法人PyCon JP理事 |
宵 勇樹 | @showyou | PyCon JP 2012ボランティア |
小松 大輔 | @vkgtaro | Catchball21 |
森本 真一 | @shnmorimoto | Catchball21、LT発表 |
梅田 たけふみ | umeda.takefumi | Catchball21 |
村岡 ゆうすけ | @jbking | グルメ、観光担当、PyCon Taiwanには参加せず |
文殊堂 | @monjudoh | 同上 |
PyCon APAC 2013 in Japanのお知らせ
さて、本題に入る前にPyCon APAC 2013 in Japanのお知らせです。
日本で開催されるPyCon(Python Conference)は昨年までのPyCon JPではなく、今年はAPAC(アジア太平洋地域)でのPyConとしてより国際的なイベントとする予定です。
イベントの開催概要は以下です。
名称 | PyCon APAC 2013 in Japan |
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チュートリアル | 2013-09-13(金) |
カンファレンス | 2013-09-14(土)-15(日) |
開発スプリント | 2013-09-16(月・祝) |
テーマ | The Year of Python |
会場 | 工学院大学 新宿キャンパス |
参加者数(予定) | 500 |
現在、スポンサーを募集中です。ぜひこの機会にPyConのスポンサーになってみませんか? ご連絡お待ちしております。また、入場チケットの一般発売も開始しています。8月中旬まではアーリーバード(早期購入割引)価格でチケットを販売中です。
0日目(5/24)
日本からの移動
鈴木たかのりです。ここでは日本からの移動について書きます。
私は台湾に行くのは、昨年のPyCon Taiwan 2012に続いて2回目です。
今回は前回の羽田空港→松山空港ではなく、成田空港→桃園(Taoyuan)空港の路線で移動しました。
空港に到着したら最初にすることは日本円からTWDへの両替(1TWD=約3.5円)ですが、その次に私がすることはSIMカードの購入です。3日間データ通信+100TWD分の通信がついて300TWD(約1050円)というカードを購入しました。
なぜかこのSIMカードの設定で手間取り、空港を出るのに予想以上に時間がかかってしまい、この後の青葉での夕食にはぎりぎり到着となりました。
桃園空港から台北市内へは、国交客運の高速バスが10分~20分おきくらいに出ており、1時間弱で移動できるので思ったよりアクセスしやすいと感じました。バス料金は片道125TWDです。
青葉
PyCon JP清水川です。
夜は青葉という有名な台湾料理のレストランに、日本からPyCon Taiwanに参加するPyCon JPメンバーと、今回PyCon Taiwanのスポンサーにもなっている(株)Catchball21(以下CB21)のメンバーが集合し夕食をとりました。
青葉は台湾でも有名なレストランで、日本人観光客も多いため日本語メニューもあり店員との会話も日本語が使えました。当日の昼過ぎに店にSkype電話で予約したのですが、このときも日本語で大丈夫でした。青葉に限らず、台湾ではかなりの場所で日本語を見聞きしましたが、タクシーでは日本語が通じたことがないので、あまり日本語が使えることを期待しすぎても困ることがありそうですね。
台湾料理を楽しみながら参加者同士で話をしていたところ、それぞれがPyConTWに向けてちょっとした緊張を持っていることが分かりました。たかのりさんはLightningTalk(LT)でPyCon APACの紹介、CB21さんもスポンサーとしてLTで発表する予定があり、そして私(清水川)も明日午前の基調講演後すぐにSphinxの発表を予定しています。何より、3人とも英語での発表は初挑戦です。
私は、この時点まだ明日の発表資料が仕上がっていなかったため、青葉での夕食後ホテルに戻り、資料の仕上げに取り組みました。
以上がイベント前日までの様子です。以降、『PyCon Taiwan 2013レポート ~初日』に続きます。