解説
標準出力は、コンソールアプリケーションで、画面などに実行過程の情報や実行結果などを出力するための送り先です。たとえば、一般的なコンソールアプリケーションでは、標準出力に文字列を送るたびに画面にその文字列が表示されます。
この標準出力は標準ストリームの1つです。標準ストリームには、標準入力、標準エラー出力もあります。これらは今後紹介していきます。また、標準出力にまつわる情報も今後示していきます。
サンプル
Javaで標準出力を利用するプログラムを書いてみます。
package sample; public class MainClass { public static void main(String[] args) { System.out.println("出力1"); // 改行ありで出力 System.out.print("出力2"); // 改行なしで出力 System.out.print("出力3"); // 改行なしで出力 System.out.println("出力4"); // 改行ありで出力 System.out.println("出力5"); // 改行ありで出力 } }
出力1 出力2出力3出力4 出力5