Javaのモックアップフレームワーク「mockito」でリクエスト/セッションを再現する
オイシックスの事例から学ぶ、JavaのWebアプリに自動テストを導入する方法 第3回
本題に入る前に、弊社でのJUnit導入時のエピソードをご紹介させていただきます。オイシックスでは昨年から開発推進セクションというチームが作られました。このチームは、開発スピードと品質アップをKPIとしているチームです。年度の最初に取り掛かった仕事がJUnitの導入だったと思います。今ではJUnitのテストケースを書くことを拒否する人はいなくなりましたが、導入当初は開発スピードを重視する開発チームから「JUnitでユニットテストをしないで、従来通りのテストで良いかな?」と言われることも多くありました。テストケースのコーディングは、プロダクトコードのコーティング時間より長く掛かります。リリースは早ければ早いほど、ビジネスとしてのチャンスは多くなりますし、事業部から早いリリースを期待されるチームにとっては当然なことだったと思います。
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山田 昌平(オイシックス株式会社)(ヤマダ ショウヘイ)
オイシックスでは 運用→開発→開発推進を担当してきました。あと、ITイベントの協賛も担当しております。イベントは、技術的な面、エンジニアとしての考え方など、本当に学ぶことが多いのでおすすめです。お会いすることもあると思いますので気軽に声をお掛けください。
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