リピート再生
では、最後に、リピート再生の設定が行えるようにしましょう。画面にはもともとリピート再生の設定が行えるスイッチが用意されています。ただ、処理が記述されていません。それを今から記述していきます。スイッチのON/OFFの切り替えを検出するリスナはCompoundButton.OnCheckedChangeListenerインターフェースを実装して作ります。以下のメンバクラスを追加してください。
private class LoopSwitchChangedListener implements CompoundButton.OnCheckedChangeListener {
@Override
public void onCheckedChanged(CompoundButton buttonView, boolean isChecked) {
_player.setLooping(isChecked);
}
}
実際のON/OFF切り替え処理はonCheckedChanged()メソッドに記述します。第1引数がSwitchオブジェクトそのものです。ただし、親クラスのCompoundButton型になっています。第2引数がSwitchの状態、つまり、ON/OFFを表すboolean型変数です。
リピート再生の設定はMediaPlayerクラスのsetLooping()メソッドを使用します。引数のtrueがリピート再生ON、falseがOFFです。この、setLooping()メソッドの引数に、onCheckedChanged()メソッドの第2引数をそのまま使ってリピート再生を設定します。
次に、このリスナ設定を行います。onCreate()メソッドの末尾に以下の2行を追記してください。
Switch loopSwitch = (Switch) findViewById(R.id.swLoop); loopSwitch.setOnCheckedChangeListener(new LoopSwitchChangedListener());
これで、リピート再生スイッチのON/OFFに応じてリピート再生の設定が行えるようになります。
ただし、このままではリピート再生時に再生ボタンの表記がおかしくなってしまいます。再生が終了してもう一度再生を行っているのに、ボタンの表記が「一時停止」のままではなく、「再生」となってしまいます。これは、再生が終了し、リピート機能で再生が再開される前にPlayerCompletionListenerが呼び出されるからです。そこで、このメンバクラスのonCompletion()メソッドを以下のように改造しましょう。
public void onCompletion(MediaPlayer mp) {
if(!_player.isLooping()) {
_btPlay.setText(R.string.bt_play_play);
}
MediaPlayerクラスのisLooping()メソッドを使って、リピート再生かどうかのチェックを行い、そうでない場合だけ表記を「再生」に戻すようにしています。
これで、一通りのコーディングが終了しました。アプリを再起動し、リピート再生ができることを確認してください。
まとめ
今回は、メディア再生を解説しました。
今回のアプリでは、アプリの終了とともにメディア再生も止まってしまいます。次回は、今回のメディア再生を使ってアプリを終了させてもメディアが再生し続けるように実装していきます。その中で、バックグラウンド処理であるサービスと、その通知であるノーティフィケーションを扱います。
