JetBrainsは10月23日(現地時間)、プロダクトチーム向けAI搭載開発支援ツール「Matter」の早期アクセスプログラムを開始した。Matterはリアルタイム共同作業やプロトタイプ作成を支援し、GitHub連携による安全な実験環境を提供する。
Matterは既存のGitHubリポジトリと連携し、本番環境のコードをベースに、切り離された安全な実験環境をすぐに用意できる。
チームメンバーはこの環境でリアルタイムに変更やプロトタイプを作成でき、その内容はライブプレビューですぐさま確認可能だ。作成した変更点はMatter上から直接GitHubのプルリクエストとして提出でき、コードやドキュメント付きのIssueも自動生成できる。
また、ユーザーはコーディングせずにAIにプロンプトを入力することでUI修正や機能追加などの操作が可能であり、開発者以外のプロダクトマネージャーやデザイナーもUIの変更や機能検証を自律的に行える。
Matterは現時点ではWebベースのプロジェクトのみに対応し、今後も機能強化が進められる予定だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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