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現役エンジニア直伝! 「現場」で使えるコンポーネント活用術(Xuni)(AD)

「Xuni」のXamarin.Forms向けコントロールセットを使ってデータを可視化してみた

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FlexGridのサンプルを動かしてみよう

 それでは実際に、Xuniのインストーラに含まれるFlexGridのサンプルをAndroidとiOSそれぞれで動かしてみましょう。

 /Users/<ユーザー名>/Documents/XuniJp/Xamarin/Samples/Forms/FlexGrid101/FlexGrid101.slnをXamarin Studioで開きます。

Androidでサンプルを動かしてみる

 ソリューション内の「FlexGrid101.Android」をスタートアッププロジェクトにしてAndroid端末またはエミュレータで実行します。

 サンプルが起動すると、メニューの画面になり(図3の左画像)、更に一番上の「Getting Started」をタップするとFlexGridの標準的な使用例が表示されます。

 メニューの他の項目では、FlexGridのさまざまな機能が確認できますので、一通り動かしてみましょう。

図3 FlexGridサンプルをAndroidでの実行画面
図3 FlexGridサンプルをAndroidでの実行画面

iOSでサンプルを動かしてみる

 ソリューション内の「FlexGrid101.iOS」をスタートアッププロジェクトにしてiPhone端末またはiOSシミュレータで実行します。

 iPhone端末またはiOSシミュレータの言語設定を「日本語」にすると、図4のように、アプリケーションも日本語表示されます(以降の画像は言語設定「英語」を使用しているため、Android/iOSともに英語<"FlexGridの基本機能"→"Getting Started">となります)。

図4 FlexGridサンプルをiPhoneでの実行画面
図4 FlexGridサンプルをiPhoneでの実行画面

 プロジェクトのビルド時に「'Icon-xxxx.png' not found on disk (should be at '…/FlexGrid101.iOS/Resources/Icon-xxxx.png') (FlexGrid101.iOS)」というエラーが出る場合は、FlexGrid101.iOS/ResourcesディレクトリにあるIcon-xxxx.pngファイル群をFlexGrid101.iOS/Resources/Images.xcassets/AppIcons.appiconsetディレクトリにコピーします。

 iOSシミュレータでの実行時、「"FlexGrid 101" Needs to Be Updated」と表示される場合は、FlexGrid101.iOSプロジェクトの設定→iOS Buildで、「サポートされるアーキテクチャ」を「x84_64」に変更します(図5参照)。

図5 iOSプロジェクトの設定画面
図5 iOSプロジェクトの設定画面

 iOSでもAndroidと同じ機能が使用できます。Xamarin.Forms向けのコンポーネントなので、AndroidやiOS固有のコードは一切必要なく、共通なコードのみでAndroid/iOSで動作可能なグリッドを使用できます。

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気象庁の「最新の気象データ」をグリッドに表示してみよう(1)

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この記事の著者

奥山 裕紳(オクヤマ ヒロノブ)

 Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies ネットやコミュニティでは amay077(あめい) という名前で活動しています。 XamarinやC#ネタをブログに投稿したり、勉強会で発表したりしています。 愛知県在住のフルリモートワーカー。得意分野は位置情報、地理空間情報。 Xamarin.Forms向けのOSS地図ライブラリXamarin.Forms.GoogleMapsを開発しています。  GitHub: amay077 (amay077) 著書: Essential Xamarin(共著)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/10169 2017/06/02 11:56

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