こんにちは、dotstudioでライターをしているきき(@kiiiiiki8128)です。
最近では、エンジニアでなくても「IoT」に興味をもつ人が増え、IoT関連イベントへの参加や、IoT初心者向けのWeb記事が多く出されるようになってきました。IoTデバイスの中には、子どもも遊びながらプログラミング学習ができる「ブロックプログラミング」の導入や、クラウド上で簡単に操作できるIoTデバイスも開発されています。
今回は、Wi-Fiに繋げるだけでいつでも・どこでも、操作することができる開発ボード「obniz」を紹介します。
8月4~5日に開催するMaker Faire Tokyoでも販売が予定されているobniz。dotstudioのブログでは、obnizを活用したおもしろハックを紹介しているので、併せてご覧ください!
obnizとは
obnizとは、Wi-Fi経由でクラウド上から操作が可能でJavaScriptで制御できるIoT開発ボードです。
日本のスタートアップ企業CambrianRoboticsによって開発され、2018年5月18日に発売されました。
obniz
- 正式名称:obniz(おぶないず)
- 電源供給方法:USB microB
- Wi-Fi:IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)無線LAN搭載
- ディスプレイ:128 × 64 ドット OLED
- Bluetooth:Bluetooth 4.2搭載
- 寸法:74.5 × 36.3mm
- 税込価格:5,980円
Wi-Fiに接続するだけでどのデバイスからも制御可能
obnizの固有IDが分かっていれば、クラウド上のAPIを使用して制御できるので、プログラミング用のソフトウェアやアプリをインストールする手間も省けます。
Wi-Fiに繋いだままにしておけば、複数のobnizに繋がれたモーターやセンサーなどの電子部品のプログラムを、パソコンやスマートフォンから同時に制御できます。
JavaScriptで動くため、ハードウェア初心者も使いやすい
JavaScriptから使えるので、HTMLでのUI連携、Node.jsで他のサービスと回路の連携を行うこともできます。ハードウェアに苦手意識のあるウェブエンジニアにも向いていますね。
ブロックプログラミング
ブロックをパズルのように組み立てることで、プログラミングの構造をビジュアルで勉強することができる「ブロックプログラミング」が搭載されているので、プログラミング初心者の方も気軽に遊ぶことができます。
ディスプレイやLED、サーボモーターやセンサーなど、いくつかの部品に対応しているので、さまざまな組み合わせで試すことができます。