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GitHub Actionsが創る開発者の未来―― コンテナ技術がワークフローをOSS化する【デブサミ2019】

【14-A-2】GitHub Actionsはどのような未来を描くのか : コンテナ技術が開くワークフローのOSS化

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2019/03/07 11:00

目次

今後、ワークフローはより自由になっていく

 セッション後半では、GitHub Actionsを使ってマネージドKubernetesサービスのAmazon EKSへサービスをデプロイするデモが実施された。デモで用いられたワークフローは、GitHub Actionsのリポジトリ内にサンプルとして公開されているもの。挙動は以下のとおりだ。

featureブランチの場合

  • Docker buildして対象サイトのDockerイメージを作成
  • 作ったイメージをTagづけ
  • イメージをDockerレジストリ(ECR)にプッシュ、登録(プッシュの前にECRへログインしておく)

Masterブランチの場合

 featureブランチの挙動に加えて、以下のとおり。

  • k8sのConfigをアップデート(aws eks update-kubeconfigする)
  • k8sのクレデンシャルを設定
  • ECRに格納されているイメージを、EKSへデプロイ
  • デプロイされたことの確認
  • ExposeされたIPアドレスをリスト
本セッションで用いられたAction。これらを利用すれば、同じワークフローを簡単に再現させることが可能だ。
本セッションで用いられたAction。これらを利用すれば、同じワークフローを簡単に再現させることが可能

 このワークフローにおいて、開発者がActionを自作する必要はない。すでに有用なActionがいくつも公開されているため、それらを組み合わせるだけでデプロイが実現できる。Actionや各種設定の解説をしながら、Amazon EKSへのデプロイが非常に容易に行えることを池田氏は示していった。

 「今回のデモを見ていただければわかるように、Actionを作るのも、使用するのもとても簡単です。基本的には、既存のツールやオペレーションをコンテナ化するだけ。きれいにモジュール化すれば、再利用もききやすくなります」

 すでにGitHub Actionsのリポジトリ上には、業務で活用できるようなActionがいくつもある。例えば、GCPやAWS、Azure、Heroku、Zeit、npmなどのクラウドサービスを操作できるActionが用意されている。また、Actionを開発・実行するのに役立つ各種ライブラリもそろっている状態だ。

 最後に、池田氏は本セッションをこう総括した。

 「今後、ワークフローはより自由になっていきます。ワークフローはモジュール化されて、オープンソースとしてみんなでブラッシュアップしていくものになるでしょう。みなさんと一緒に、ソフトウェア開発の世界に新しい1ページを作りたいと思っています」

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