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【デブサミ2020】セッションレポート (AD)

エンジニアの働き方改革を実現する、快適リモートワーク環境を構築する方法【デブサミ2020】

【13-A-1】出勤から企業開発者を解放し、エンジニアの働き方改革を実現するリモート開発環境構築

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孤独感や疎外感、適切な人事評価は「Microsoft Teams」で解決

 リモート環境は技術的にはこれで揃ったが、ほかにも問題がある。「孤独感や疎外感が突然襲いかかること。そして人事評価をどうするかということ」と増渕氏は語る。実はリモートワークの導入は難しく、リモートワークを徐々に適用していく組織では、適用が進むと同時に問題が指数関数的に増えていくという。

 では孤独感や疎外感を解決するために、増渕氏がお勧めするのが、「無駄でもビデオ会議をオンにすること」という。Slackを使っている場合はZoomでもよいが、お勧めなのは「Microsoft Teams」である。「背景をぼかす機能がついているので、リモートワークに最適」と増渕氏。またTeamsの対応デバイスであれば、ホワイトボードに書いているものをキャプチャーするので、ホワイトボード前に人が立っていてもすべて読むことができるという便利な機能も使えるという。

 もう一つの課題である、適切な人事評価をするために活用できるのがタスク管理である。Microsoft Teamsは、Microsoft Planner、Trello、Asanaなどのタスクツールと連携でき、エンジニアの貢献を労働時間ではなく、結果ベースで可視化できる。また、TrelloはGitHubと連携させておけば、Teamsを開いてさえおけば、GitHub上の活動やリクエストなどが、タイムラインが流れるようにすることもできる。

 「こうすることで活動が可視化できる」(増渕氏)

 リモートワークの環境が整備されているマイクロソフト。同社ではこれからリモートワークを推進する企業の参考になるよう、業務遂行基準の日本語訳を公開している。「ぜひ、参考にしてほしい」と増渕氏。また今回のセッションの資料の最後には、リモートワークを社内に提案するための稟議書サンプルもつけている。

 「リモートワーク環境の整備は、人材の獲得にも役立つ。快適な環境の整備は長い道のりだが、ぜひ、頑張って推進してほしい」

 こう語り、増渕氏はセッションを締めた。

快適リモートワーク環境への長い道のり
快適リモートワーク環境への長い道のり

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