セッション名
もうネットワークを土管とは呼ばせない!~LANスイッチでPythonだって動いちゃう~
セッション概要とポイント
ネットワークインフラといえば、特定知識を持った人が専用コマンドで運用構築というイメージがありませんか?
アプリケーションの世界ではInfrastructure as code思想に基づいたコンテナ技術や自動化ツールが多く使われる一方で、ネットワークはブラックボックスになっていたりしませんか?
このセッションでは、パケットを1つも落とさずに運ぶ“土管”としてのネットワークインフラは今や「オープン」「プログラマブル」「意外と遊べる」ことを事例交えながらご紹介します。
皆さんが普段触れているソケットの向こう側、パケットの世界を支えるインフラの現状をお楽しみに!
セッションで得られること
ネットワークインフラの代表といえば「ルータ」と「スイッチ」です。アタリマエのことながら、それぞれ1パケットも落とさずに「ルーティング」と「スイッチング」する役割が最重要視されています。
そんなパケットの「土管」であるネットワークインフラの世界は、アプリケーションの世界と少し違うように感じられる方も多いのではないでしょうか。
ところが今や、2つの世界はとても近づいているのです。このセッションでは2つのポイントをお伝えします。
- ルータやLANスイッチは、プログラムできる(デモ例:ベンダを超えて標準化されたAPIによる運用管理)
- ルータやLANスイッチで、プログラムできる(デモ例:Linuxコンテナを装置上で実行する)
登壇者プロフィール
田川 真樹
シスコシステムズ合同会社
システムズエンジニア
情報科学専攻にて修士を取得後、シスコシステムズ合同会社に新卒として入社。学生時代の研究テーマは OpenFlow - SDN (Software Defined Networking) 技術を使った通信制御。シスコでも引き続き SDN 関連の技術支援を経て、現在はお客様担当 SE として活動中。他、ネットワークプログラマビリティについて座学とハンズオンで学ぶ無料の学習イベント「Cisco DevNet Express」のスピーカーなど、ネットワークエンジニアがコーディングの面白さを実感するためのイベントやコミュニティ活動にも従事。
Developers Summit 2020 Summer
- テーマ:デベロッパーが推進するDXと開発プロセスの変革
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