CData Software Japanは、SaaSデータをノーコードでDWH・DBに統合するデータパイプラインツール「CData Sync v20」を、9月8日にリリースした。
CData Syncは、Salesforce、Dynamics 365、NetSuite、kintone、MarketoといったSaaSデータを、各種RDBやBigQuery、Redshift、SnowflakeなどのクラウドDWHにノーコードでローディングするデータ統合基盤。
「CData Sync v20」では、Salesforce Pardot、Asana、MS Teams、Confluence、Airtable、Presto、Azure Data Lake、Google Data Catalogなどの接続先を追加するとともに、あらかじめ定義されたAPI Profilesを組み込むことで、100以上のSaaSデータをSQLで読み込めるAPI DriverがCData Sync上で利用可能になり、Bcart、Hot Profile、Pipedrive、Jumpseller、Laddesk、Senses、Zoom、Zaiko などが使えるようになった。
さらに、S3、Google Drive、Box、SharePoint、Dropboxといったクラウドストレージから直接ファイル内のデータを取得し、同期先DBにデータを書き込むことができる。また、複数CSVファイルを、1つのテーブルとして同期することも可能になっている。
ほかにも、MySQL、PostgreSQLといったオープンソースDBや、Airtable、CSV、Excel、Google Sheets、Shopify、SendGrid、SurveyMonkey、Zoho CRMといったデータソースが利用できる「CData Sync Starter」のライセンスが無償化され、2 Connectionまでレコード数制限なしで利用可能になった。
あわせて、従来のAWS AMI版に加えてAzure Marketplace版をリリースし、これらのPublic Cloud版ではCData Syncの課金がクラウドVM課金に統合され、マシンを稼働させている時間だけの従量課金でCData Syncを使えるようになる。すでにライセンスを購入済みの場合は、Public Cloud版にBYOL(Bring Your Own License)することもできる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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