SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

「OpenZFS 2.0.0」がリリース、LinuxとFreeBSDを同じコードベースでサポート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 オープンソースのZFSファイルシステム「OpenZFS 2.0.0」が、11月30日(現地時間)にリリースされた。

 「OpenZFS 2.0.0」では、同じリポジトリからLinuxとFreeBSDのサポートが可能になっており、両方のプラットフォームでOpenZFSのすべての機能が利用できるようになっている。なお、LinuxプロジェクトにおけるZFSは、名称がOpenZFSに変更された。

 新機能としては、わずかな時間で障害が発生したミラーvdevの再構築が可能なシーケンシャルresilver、再起動後の永続的なL2ARCキャッシュデバイスを実現する機能、GZIPと同等またはそれ以上の圧縮レベルながらパフォーマンスに優れたZStandard圧縮、データのサブセットをターゲットシステムに送信できる編集済みストリームなどが追加されている。

 ほかにも、zpool/zfsコマンドの変更をはじめとする、数多くの変更が行われたほか、zfs send -Dコマンドによる重複排除された送信ストリームが非推奨になるとともに、dedupdittoプールプロパティが廃止され、zfs_vdev_schedulerモジュールのオプションは設定可能なものの機能しなくなった。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/13281 2020/12/02 08:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング